今夜の「桑田佳祐の音楽寅さん」
とても印象的な30分でした。
テーマは、「声に出して歌いたい日本文学」
文豪の代表的な作品・・・文学の言葉の美しさを 桑田佳祐風にアレンジして、曲にして歌ってしまった! 曲もさることながら、映像も、よく出来てたなぁ。
「智恵子抄」「人間失格」「我輩は猫である」「たけくらべ」「蟹工船」などなど。それを、ロックだったり、バラードだったり。詩(文章)はそのままに、よく上手に曲をつけて、桑田さんのものに出来たなぁって。
なかなか面白い企画でした。
と、いうのと同時に、そうした作品を、僕が以前読みふけってたときにね、その文章に曲をつけて歌ったら、おもしろいだろうな・・・って思ってたんです。
それが、現実になったってことが、さらに面白くて。
個人的には、「智恵子抄」の切ないメロディーがいいなぁって思いました。 もちろん、以前、「東京に空がないという・・・」って文章に、自然と曲をつけて、メロディーにしてたなぁって思い出した。
桑田さんは、そうした日本の文豪たちへのオマージュを、十分果たしてるんだなぁって、ふと感じました。
きょうのこの曲、すべてCD化したらいいのにね。 きっと、もう、この文学作品は、権利も切れてるだろうから、可能のような気がします。
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