シャモニーモンブラン中区八丁堀のえびす通り沿い。54年前の創業当時は、とてもめずらしかった3階建ての建物がいまも存在する。レトロな外観は、時間がここだけ止まったよう。店の中に入ると、重厚でクラシカルな空間が縦長に広がる。2階から3階は吹き抜けになり、大きな年代モノのシャンデリアと、おおきな絵画。赤や黄色、緑の縦長のステンドグラスが柔らかい光を空間に差し込んでいく。コーヒーは、東京の名店「ランブル」で学んだネルドリップコーヒー。意外とあっさりした味という印象でした。店先の黒板には、「他店では味わえない5種類ミックスのブレンドコーヒー」と書かれていた。こだわりのコーヒーなのです。残念ながら、3階へは入れなくしているので、3階の吹き抜けから店内を見渡すことはできませんが、昭和の喫茶店という空気がここには残っている。午前中の店内は、どこかの会社の社員たちだろうか。4人が上司の話をあれこれしていた。一方、2階の窓際。ステンドグラスのすぐ近くでは、おしゃれな紳士がひとり、ゆっくりコーヒーをいただいていた。奥のキッチン近くの席には、頭上にテレビが流れていた。これも、どこか昭和の喫茶店らしい。ご主人の男性は、僕が店に入ると、「どうそどうぞ上へ」と、やさしく迎え入れてくださった。やさしい語り口の方である。(初代創業者の息子さんのはず)モーニングセット(525円)をいただく。マーガリンがあらかじめ塗られたトースト、そしてサラダ、ハム、ゆで卵。コーヒー(紅茶・ミルクも選べる)。そしてこのお店の特徴であるお味噌汁。窓際の席に座ったので、窓からは、えびす通りを見下ろす感じとなる。向い側には、胡子神社と三越。このシャモニーモンブラン、デパート(福屋・天満屋・三越)のすぐ裏手になることから、かつてはデパートへ買い物したり、映画を見たりしていた、恋人や家族、そして広島大学の学生たち・・・たくさんの人たちに長年愛されてきた。こと、家族に連れられ、ここでパフェやナポリタンスパゲティを食べた思い出のある人も多いのでは?昭和の思い出の詰まった、そんな喫茶店・・・中区堀川町3-17モーニングは朝8時から11時。年中無休。ここに書きそびれていた日記の文章がいくつかあるので、そのうちの一つはきょうの日記。きょうもありがとうございました。あしたも、よい1日になりますように メール|Twitter 前日の日記へ|月別日記リスト|過去の日記リスト |次の日の日記| コバルト 広島在住 文筆とカメラとここちよい暮らしが好き ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/ 文筆依頼、感想などは、メールでよろしくお願いします メール⇒こちら My追加
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