ひさびさの車コラム
○ハイブリッドカー、みなさんはどう感じているでしょうか?インサイトが180万円で売り出して、大ヒットになったり、今週発表されたプリウスも、20万円近く値下げした価格になったりとか。少しずつ、買いやすい車へシフトしていますね。
リッター30〜38を記録する、このハイブリッドカー、これからのスタンダードとなるだろうか?トヨタやホンダが、本当に本気に考えているのか?これからが勝負でしょうね。本当に本気で考えているのならば・・・早いうちに小型リッターカーと、ワゴン車へと拡大して、100万円前半台で購入できるようにならないと。
ハイブリッドカーの陰に隠れているけれど、日産の減税車の拡充も、マツダの「アイストップ」も、エコカーとして十分評価できると思のです。近々販売開始する「アクセラ」にも、アイストップ(信号待ちなどで、エンジンが自動的に切れる、アイドリングストップ車のこと)が搭載されるでしょうから。
自動車評論家の徳大寺有恒氏(この人の著書は、小学生のころから買って読んでいた)は、インサイトもプリウスも、そんなに高い評価はしていない。車としての面白さや魅力、完成度に欠けるし、ハイブリッド以上に、ディーゼルエンジンに、期待をかけている・・・そんな論評を雑誌で目にしたけれど。たしかに・・・インサイトは、リアシートかなり乗りにくいみたいだし。プリウスは、ちと大きくなりすぎた気もする。その割りに、トランクにあまりモノは入らないし。スタイルも、それほど未来的な魅力を感じさせない。
ただ、プリウスも納車が秋になるくらいの大人気。 みんなの意識が、エコカー、維持費が安い車・・・という方向に変わっていってることだけは、確かなようですね。ぜひ、僕も機会があったら、ハイブリッドカー、試乗してみたいと思います。
○ところで、私、最近マツダの車のデザインが、けっこう好きになってきた。アテンザやMPV、そのエッジの処理とかとても流麗かつシャープで、なかなかスポーティーでかっこいいなと。マツダの車がすべて、「スポーツ」というコンセプトで、統一しているのも、いいことだと思う。少なくとも他社にない個性が、マツダの車にある。ブランドイメージがしっかり確立されているもの。ただ、その潔かった分、見切ったものもありますが。
僕は、どちらかといえば、背の高い、居住性のいい車が好みなので、マツダ車だと、選ぶ車がないということになるのですが・・・マツダの車が、どれも背が低くて、とびきり居住性がいいという車がない。デミオも、現行車は、1代目・2代目とまったく異なる車になってしまったし。 ところで、近々発売される新型アクセラ、なかなかかっこいいですよね!
○最近の車って、どんどん「フルフラットシート」が消えていってる。 (キューブやタントなどは、昨年のモデルチェンジでフルフラットがなくなった。その代わり、助手席がテーブルになる形の車が増えていてる) SAとかで仮眠したり、ちょっとした待ち時間に、足を伸ばして、読書したり。 あまりみんなは必要性を感じないのだろうかな・・・
○レガシィの新型を見て。 「レガシィも立派になっちゃったなぁ」っていうのが感想。
コロナ・カリーナのクラスだったものが、マークXクラスになって。気軽に荷物たくさん積み込んで、ワンちゃん乗せて、買い物やキャンプに出かける、野山の道を軽く走る、そんなアウトドア的な車から、ホテルに乗り付けるような高級車になっちゃったなぁってね。
遊ぶことを前提にした、「軽い」車って、もっとあってもいいような気がします・・・りっぱになった新型レガシィのワゴンには、たとえば、屋根にキャリアを取り付けて、荷物やスポーツアイテムを載せるイメージは、ないなぁ。
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裁判員制度について、賛否いろいろあるようですが、
私は、賛否どうこというより、どうして弁護士を中心として、裁判員制度廃止!という運動されるのだろう?というのが、理解できなくて。
裁判員になるくらい、国民の義務にしても、いいのでは?と思う。 裁判という制度がこの国にある以上、国民が参加し、関心を持つことも、当然なのかな・・・
極刑を受けなくちゃいけない人が、極刑をまぬがれる判決も多い 過去の判例という壁が阻んでいて、裁判官も、それにとらわれ過ぎていることは、問題があるのではと。(逆に、冤罪の判決もあるのだが) 一般市民の感覚と、裁判官との感覚の差は当然ある。
ただ、もう少し、被害者感情をきちんと反映できる裁判であるべきなのではと、以前より思っていた。
裁判員制度って、そうした裁判を変えることだけは確かだもの。
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