キュージツだー。ひとりきりの時間はホント久しぶりなんだよ。 こころのころ、かなり心も頭も煮詰まっていたので、秋の柔らかい日差しと青空に誘われて、久々にマイ自転車に乗って、地元を走ってみました。 (写真日記参照) ここのところ、移動は、車かバイクがほとんどだったので、自転車に乗れること自体が贅沢な気がしました。 最近、凄く好きな平井堅の「思いがかさなるそのまえに・・・」を口ずさみながら、ペダルを漕ぐ、ちよっとおしゃれな、へなちょこ青年(笑) 赤い看板のお洒落なパティスリーがオープンしていたり、コスモスが咲いていたり、モダンな家が建っていたり・・・いろんな発見もありました。町立図書館にいって、気になってた本を3冊借りる。ソファーに座って、借りる本とは別にの3冊を一気に1時間あまりで読み終えた・・・ この図書館でふと気になったのがBGM。エンドレスで「ビューティフルドリーマー」のオルゴール音が流れてる。この曲、何年ぶりに聴いたのだろう。ふと口ずさんでしまった。と、いうのも、僕が高校の頃、音楽の授業でみっちりこの曲の英語版を練習した思い出があるから。当時の音楽の先生が本当に厳しいお爺ちゃんで、個人のテストも、まるでオーディションのように緊張の中、歌ったんだよなぁ。(これにバイオリンのテストもあるのだから・・・いまにしては、いい思い出です)だから、いまでも英語版がすらすら歌える。たとえアメリカへ行ったとして、この歌が歌えさえすれば、なんとか、現地の人とコミュニケーションはとれそうだ。
その後、瀬野川沿いを自転車走らせて河口へ。その母校である高校のそばを通って、夕暮れの河口でまったり。釣り人が数人、釣り糸をたらしてた そもそも、高校当時、僕はよくこの河口のベンチに座って、物思いにふけったり、泣いてたりしてた。(これからのこととか、恋の悩みはふかかったからさ)いまも、悩んだ時ふっと、ここに足が向いてしまう。高校生のころのコバルトくんと今のコバルトくん。時間が経ても、変わらないんだよね。ふぅ〜 ちなみに、当時の河口には、ガス会社のガスタンクや工場、パイプラインがまるでSF映画の要塞のようにそびえてて、大きな音をたてていたのだが、現在は消えてしまってる。この点だけは、大きく変わったと思う。
ま、こんな感じの、本当にひさびさの一人で過ごす休日でした。 たしかに、いままで時間があると、だれかがいてくれたわけで、それはそれですごく感謝してる。こんなへっぽこを相手してくれるんだもの。ただ、ひとりで時間を過ごすのは、ぜいたくなようだけど、でも、かなり寂しいものです。
ワタシにいま必要なのは、「対話」なのかもしれない ゆっくり、ワタシの話に耳を傾けてくれる人。そんな人をこころでは凄く求めてるんだろうな。 普段、僕は聞き役であって、相手の悩みからたわいの無いことまで、真剣に聞き入って、相手のこころに入っていこうとするところがある。 自己防衛の能力が全く無いくせに、人のこころの深いところまで入っていこうと懸命になる。よく考えたら嫌なやつです。
だから、自分のこと、もっと静かにすべて話を聞いてくれる人を求めてるのかもしれない。
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