Land of Riches


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 2024年04月15日(月)   soir 

歌舞伎刀剣乱舞(以下とうかぶ)「月刀剣縁桐」が松竹系の映画館で上演される
シネマ歌舞伎になり、かつムビチケも出るというので購入していました。
上映は3週間で、週替わりの特典が欲しい週に見ればいいや…と軽く考えていたのですが、
途中休憩もある長時間作品で、おまけに毎年恒例の名探偵コナンが封切られるのもあり、
3週目はメイン劇場の東劇ですら夜の上映がないとSNSで見て、慌てて行ってきました。
(我が家から最も近いMOVIX亀有では2週目から朝の1回のみ)

歌舞伎座に近い東劇はその名の通り昔は舞台作品が上演される劇場でした。
それを映画館に改造した場所で、フラットな客席には十字に通路がある不思議なレイアウト。
その通路沿いに客が座るのは…やはり休憩時間が短くてトイレに行くのが大変な噂から?
(シネマ歌舞伎の休憩時間を何分に設定するかは各映画館に任されていて、東劇は15分あった)
花道での発声がちゃんと客席後方より響いてくるのが生観劇を彷彿とさせて良かったです。

なにせ新橋演舞場で見た時は桟敷席(一番脇)だったので、顔アップ主体で
編集されているシネマ歌舞伎で初めて気づいた点も少なからずありました。
顔が大写しになると、当たり前ですが依代たる役者さんの顔をしているんだと
気づかされるのは(同様に見慣れたのと別の役者が演じた)禺伝と同じですね。

改めて、推し不在でも問題なく楽しめる稀少な“初見でも問題ない”刀剣乱舞でした。
クライマックスは三日月と元主である義輝との戦いですが、紅梅姫の求愛は
さらっと突き放していた三日月も、元主に対しては珍しく感情的になっていて、
アニメ廻で刀ステ以上に円環の周回数が多そうな三日月を視聴している今見ると、
とうかぶ本丸の三日月は周回数が少なそうだと思わずにいられませんでした。
比較的フレッシュな三日月と言いますか。三日月にも傷つきやすい心はあると言いますか…。

2024.5.12 wrote


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