Land of Riches
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船山さんがラインメール青森に移籍して、いつかはホームゲームに行かねば、と思ってました。 実際に遠征する日程を決めるトリガーとなったのは夢メッセみやぎで開催される グラブルEXTRAフェスでした。仙台と青森、方角が同じとはいえ、かなり離れています。 本当に途中下車として片付けられてしまうのは、東北新幹線の偉大さですね。
夢メッセみやぎはセキスイハイムスーパーアリーナ(利府町)とは違って、 一応、仙台市内にあります。仙台駅で新幹線を下り、コインロッカーへ 宿泊用の荷物をin。地下深くにホームがある仙石線へ移動し、中野栄駅を目指します。 車両が地上に出ると、強い雨が降っているのが窓越しに見え、憂鬱になりました。 タイトな乗り換えに急ぎ過ぎて、折り畳み傘もコインロッカーに入れてしまったのです。 幸いにも中野栄駅のすぐ隣にファミマがあったので、そこでビニール傘を買いました。 (この傘は最終日、青森駅の待合室に置き忘れてしまいました…)
EXフェスの会場に設置されたコンテンツは東京(グラブルフェス)で見たものばかり。 ファンサービスを繰り広げるオフィシャルキャストも当然ながら見覚えのある顔。 そのための地方展開ですから。ホールは1つで、ぎゅっとまとめた感じです。 ステージではボイスキャストが仙台で食べた牛タンの話などをしていました。
めあてはVR天司。グラブルフェスでは数回連続で落選する騎空士もいると聞く 人気コンテンツです。私はVRデビューに四騎士Lite(パーシヴァル)を選んだので、 Liteではない=セットから作り込まれたVRは初めてです。チョイスは無論、サンダルフォン。 内容の大半はカフェミレニアの販促(笑)でした。四騎士は人間ですから、 たとえば暖炉に火をつけるにもアイテム…炎の剣を使います。サンダルフォンは人外、 それも天司長なので、部屋でいきなり六枚羽を広げたり、団長の脇にあった キャンドルにベリアルが干渉してきたら腕を伸ばして(こちらに向かって 伸ばしてくるから緊張感半端ないです。四騎士からのVRの進化を感じました) 浄化してくれたり、珈琲の苗をいきなり生やしたり、超絶能力を遠慮なく披露してくれます。
今回もゴーグルを曇らせてしまって、100%満喫したとは言えないのですが、 素晴らしい満足感で、これは他キャラのVRもやりたくなる…と理解できました。 これを体験した後にカフェミレニアをスルーするのはかなりの精神力が必要(苦笑) 私はグラブルフェスでメッセージ付きコースターもらってたので耐えられましたが。 だからお土産もコースターと重複するお手紙ではなく、まさかのアクセサリーでした。 天使の羽をモチーフにしたシンプルなデザインのネックレスです。
この後も最低限のデジタルスタンプを集めてリアルガチャもやったのですが、 1IDでゲームに登録できるリアルガチャの結果は決まってるんですね。 要するに、東京にも仙台にも参加した私は仙台分のガチャを全部捨てる羽目になりました。 注意書きをちゃんと読まない私がいけないんですけど……。
美味しいと聞きながらなかなか縁のなかった炙りえんがわすしを購入して、 再びはやぶさで北への移動に戻ります。青森まで行くはやぶさは1時間に1本が原則。 案外、余裕がありません。かつては青函連絡船への乗り換え地として栄えた青森駅も 今ではただの盲腸線。今回はサンルートに2泊したのですが、建物が2つあり、 昔はたくさんの人が泊まっていただろうと察せられました。なにせカードキーではなく、 金属鍵のドアが重すぎて最初開けられず、フロントスタッフを呼んでしまいましたから。
日本酒バー『アマクチホノカ』を訪れ、津軽びいどろの美しいお猪口で呑み比べしたり、 甘い黒豆や蜂蜜チーズトーストでも日本酒は楽しめることを知ったりしました。 常連さんが大阪遠征の話をしていて、遠くから来た私が話に巻き込まれたりしてました。 飲食どちらも品揃えが素晴らしく、出来るなら再訪したかったお店でした。 (これを書いているのは2024年2月で、再訪せぬまま船山さん引退を迎えてしまいました)
港の辺りをウロウロして海に沈む夕日を眺め、ねぶた小屋を窓から覗いたりしました。 青森は何故か公園が多い街のようで、犬の散歩している人をちょくちょく見かけました。
2024.2.12 wrote
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