Land of Riches
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2023年2月、突如として現れ、私の精神と財布をめちゃくちゃにしてくれた刀ミュ長谷部。 その演者たる木原さんにできる恩返しは、彼の歌を聴くことしか考えられませんでした。 木原さんご本人や想定されるファン層との年齢差から一度は躊躇したのですが、 フォロワーさんからお声掛けを頂き、ソロライブへ足を運ぶことにしました。 (これを書いている8月時点ではバーイベに申し込んでます…事情は本項で後述)
もともと歌とダンスが好きで、別に役者になりたかったわけではない木原さん。 しかし合格したオーディションが劇団番町ボーイズ☆(木原さん以外にも多くの 男士や歴史上人物を輩出している)だったのもあり、ブレイクのトリガーは 特撮であるキラメイイエローでした。Love Harmony's,Inc.やNight Ravensなど SME絡みの歌うプロジェクトにも参加している彼が何を思って刀ミュに飛び込んだのか 私は知りませんが、歌が大好きなのはLHIの生配信を見なくても花影で一目瞭然でした。
そんな彼が2月に出したばかりの3rdシングルまで引っ提げて臨む2ndソロライブは七夕開催。 (彼の経歴を見ると過去2年のバーイベはライブも同時開催っぽいですが今年は…?) 会場はキャパシティ550人の代官山UNIT。フォロワーさんが私の分までチケットを 購入した際に出てきた整理番号が300少し前で、埋まるのか少し心配してましたが、 直前に完売となりました。ライブハウスはテニプリ関係で行ったzeppしか経験がなく (私は全く知らなかったのですが、zeppはライブハウスとしてはかなり大きい部類だとか) 不安はありました。1ドリンクが1コイン500円で済まないのにも値上げのご時世を感じたり。
フロアはスタッフが詰めて下さいと何度も呼び掛けるレベルでギチギチ。 (なんだかんだで木原さんは仕事仲間もそこそこの数招いていた様子) 客層は花影直後とあって女性が多く、刀ミュのペンライトを持参してる人も多数。 私はキンブレ持参でしたが、この空気なら…とショルダーバッグのベルトに 第3形態の長谷部バッジも付けました。そんなライト藤色固定勢以上に目についたのは ライト黄色固定勢。つまりキラメイイエローとして木原さんを見ている人です。 ここには少なからぬ男性もいたり。キラメイジャーは歌のイベントがあったようで、 そのグッズらしきペンライトも見かけました。特撮ヒーローは良くも悪くも、 当時の名前(彼の場合は射水為朝)を一生背負う義務が課されていると痛感しました。
黄色と紫。それが自分を彩る2色だと本人も自覚していて、このライブのために オーダーメイドしたイヤモニは左が黄色で右が紫。ライブの最後に写真撮影が あったんですけど、背景でファンが灯していたのもほぼこの2色でした。
はじめましての方でも楽しめるセトリ―と事前に言っていたものの、 蓋を開けたら『はじめましての方でも木原瑠生を知れるセットリスト』の意でした。
1.お願い神様(1stシングル) 2.青い果実(木原さんが愛するウルトラマンネクサスの第2期OP) 3.Special Nights(銀河団の曲) 4.まっすぐにI Love You(銀河団の曲) 5.架け星(3rdシングル) 6.BLOWIN’(木原さんの好きなB'zの曲。生まれる前のリリース) 7.home(木山裕策さんのカバー。好きな曲らしい) 8.勇気を奏でて(キラメイジャーの曲) 9.fist of hope(木原さんの愛するウルトラマンレグロスの主題歌) 10.サウダージ(ポルノグラフィティのカバー) 11.Today's Tune(LHIのアルバムで木原さんが手がけた曲) -----以下アンコール 12.イチゴイチエ(2ndシングル) 13.Umbrella(銀河団の曲)
予習をした木原さん名義の配信シングルと懐メロの6番10番以外は実は分からず聴きました。 銀河団の曲が多いのは、キラメイジャーでブレイクする前、メンバーと聴きに来る客が ほぼ同人数という辛酸も舐めた彼にとって大切な下積み時代の記憶だからと思われます。
楽しみ過ぎて前夜眠れず、3時間ほどの睡眠で臨んだ木原さん。ステージにいたのは ひたすらに歌うのが好きな無邪気な少年で、刀を舞台わきで捧げ持っていたと 暴露されていた部隊長(刀ミュは座長を設けないので部隊長が実質座長)とは 重ならないようで、しかし片鱗はストラとカソック越しにのぞかせていたような気がしました。
ライブ終盤、今後の予定を発表する際に何らかのイベントを東京と福岡で開催すると 発表されました。「福岡に行っちゃいますよ」と口にされ、めちゃくちゃ驚いた私。 会場のQRコードで“お願い木原様”としてファンの願い事が集められ、結果、 ステージ上で一回転したりしてたんですけど、私が書いたのは福岡での長谷部 単騎出陣だったのです。こんな短時間で、一部とはいえ願いを叶えてくれるなんて。 想像を超えた素敵な七夕の夜を過ごせたのでした。お誘いいただいたフォロワーさんに感謝です。
2024.1.27 writing finished
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