Land of Riches


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 2023年06月18日(日)   bilocation 

久々にラインメールの関東アウェイ、懐かしの『ムサリク』へ行ってきました。
三鷹駅からまっすぐ歩くとたどり着くんですが、今回は先日のヌン茶で教えてもらった
『いぶきうどん』に寄りたかったので、吉祥寺駅からやや迷いつつ向かいました。

伊吹いりこで出汁をとった本格讃岐うどん―経営は丸亀製麺と同じトリドール。
高架下で並ぶのですが、立ち食いなので回転も速く、とり天かけうどんには
程なくたどり着けました。薬味はセルフサービスなので、つい多めに。

武蔵野の閑静な住宅街を抜けた先はスタジアム脇の駐車場。福島グルメの
ケータリングは胃袋容量の都合でスルーして、ぐるっと回って正面の階段から入場。
私の学生時代には開かずの踏切もあった武蔵境駅が高架化された結果、高架下に誕生した
26kブルワリーとホームの東京武蔵野ユナイテッドのコラボクラフトビールを
あおりつつ、都内の企業なのに何故かラインメールをサポートしているスポンサーの、
ソッカー部と縁がありそうな口の悪い人たち(…)に囲まれて観戦しました。

ラインメールの声出しサポは女性ばかりだったんですけど、コールする選手を
間違えたからって悪口を言うスポンサー関係者は単純に感じ悪いの極み…。

背番号10ゲームキャプテンの船山さんはプレースキックも全て担当。
正確なボールを供給するのですが、船山さんは一人しかいませんから、
フィニッシュを…シュートを放ってくれる味方がいないのです。

前半終了間際、右SBのスペースまで下がり、相手のクロスに飛び込んで…そう、
体を張って防いでいるのを見た時、過去の試合で出していたコメント、
戦う姿勢をまず見せないと…という苦言が脳裏をよぎりました。ラインメールは
J昇格を目指していると言っていますが、選手たちは本気で狙っているのか。

不完全燃焼でくすぶっている暇もなく、私は花影ライビュ会場の流山に向かいます。
刀ステのライビュでも、秋葉原から直行できるTXの速度に救われたのを思い出しました。

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舞台俳優には大千秋楽だからと特別な演技をする人もいる、と以前りんたこで
和田さんが話していました。自分はそうではないと言いながら。

意識してスペシャルにしなくても、最後だからと気合が入りすぎてしまったり、
妙に感情的になるパターンは前にも見たことがあって、プラスに働けばいいのですが、
マイナスに作用した演技がライビュや円盤で残ってしまう例も知っています。
私の記憶にある最も顕著な例は、もはや思い出したくもない2nd氷帝です。

花影の男士役俳優はキャリアが浅めの方が多く、初日配信から大楽に至るまで
良く言えば成長、悪く言えば不安定さを感じさせてくれました。
もちろん、それを感じられるのはリピート観劇できるのが前提になりますけど。
2.5次元に限れば誰よりも経験積んでそうな水江さんまで気持ち入ってるのには驚きました。

立川での現地観劇ではオペラグラスで長谷部の定点観測状態でした。
それでもカメラで抜かれるのは視野が違い、映像だから気づけた点が多くありました。

長義に「へし切くん」呼びされた際のコミカルな反応は、わだべとの個体差を最も感じる箇所。
肉体言語で長義と語り合う手合わせでも、怒っている表情の演技が初日と比べたら
格段に良くなりました。1部の雨に打たれるシーンでのガンギマリっぷりや、
ラスト一期に説教する場面での涙声…長谷部のまっすぐさが良く出ていました。

それでも木原さんの本業が役者でないことは、歌唱シーンで口を大きく開けて
気持ちよさそうに歌う姿の晴れやかな表情で伝わります。水江さんが役柄からか、
あまり口を開かない(でも声の通りはとても良い)で歌うのと対照的です。
刀ミュはアーカイブ配信やCD・DVDの発売までに物凄く日数掛かるんですよね…禁断症状…。
2日前の生観劇では2部のライブで高音がしんどそうだったので心配してましたが、
大楽は綺麗に突き抜けていたのは嬉しかったです。やはり綺麗なものが残ってほしいので。

ライビュの特典映像は事前収録の各自好きなシーン紹介。進行を座長、じゃなくて
隊長(ミュには座長概念がないので隊長が実質座長職を務める)がやったんですけど、
他の役者をどう呼ぼうか逡巡して、結果「林光哲さま」と不思議な呼び方になってました。
ちなみに水江さんの推しシーンは前述の長谷部との手合わせ(首を狙ったりと
割とガチなモーションがつけてある)、木原さんは光徳が刀を研いでいるところでした。
刀剣男士としては、生まれる場面のように感じられるそうです。

北九州公演がコロナ感染者を出してしまい中止になってしまいましたが、
どうにか大楽までたどり着けて良かったです。劇場の外ではとにかく
長義のレートの高さが身に沁みましたし、長谷部好きと長義好きは推し同様の
高慢さが似通っているのかな…とさえ感じました。正直、仲良くなりたくないというか。

全てを受け入れる必要はなく、良いと感じた面だけでも愛でればいいのかな、と
とうらぶ9年目にして訪れた予想外の広がりを今後も楽しんでいきたいと思います。

2023.7.1-2 wrote


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