Land of Riches


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 2019年10月27日(日)   SYSTEM 

刀ミュ「葵咲本紀」ライビュを西新井で見てきました。

西新井になったのは私がチケットの発売を完全に失念していて、
一般発売開始から相当経過した時点で残席あったのが西新井か幕張ぐらいしか
なかったからなのですが、結果的には常磐アートラインのスタンプラリーにも
参加できて良かったです。完全に結果論ですけど。ギャラクシティに置かれていた
スタンプは問題ボードにまで子供が押しまくっていてなかなかの光景でした。
西新井のアリオに置かれていたグラブル星晶獣パネルも落書きだらけで、
これはさすがに足立区…という感想を抱かざるを得ませんでした。
アリオもスタンプラリーも他を知っているから、ここだけ異端さが際立つのです。

肝心の刀ミュは初めて(?)新規を切り捨てた完全続編。三百年の子守唄を見てないと
状況すら把握できず、その裏で進んでいた三日月の計画と、それを知ってか知らずか
審神者に極秘長期任務を命じられていた鶴丸、そんな本丸から明らかに浮いた明石…と
伏線張るだけ張りまくって終了した幕間的な作品で、正直に白状するとかなりストレスでした。
源氏双騎から…いや近藤勇を蜂須賀に切らせた天狼伝あたりからミュの脚本とは
相性の悪さを感じてますけど、いよいよ否めなくなってきた感があります。
(歌合は外部から脚本家を6人も呼んでますが、かえって私には良いかもしれません)

終盤に飛び出した鶴丸の「この世界には三日月宗近という機能がある」という爆弾発言。
これで一気にミュもステばりの考察班大活躍コンテンツ入りとなってしまいました。
いろんな考察を読んで、初めて観劇した内容をそれなりに整理できたというか。

他本丸の三日月の在り様を思い出すに、三日月が特殊な存在なのは
とうらぶ原作自体の裏設定である可能性が高そうです。それも無名世界観に近そうな。
世界(とうらぶでは時間軸)を移動し、介入する。それも当の世界では
意味をなさなくなった…死んだと思しき存在に接触することによって。
葵咲だと家康の殺された(ことになっていた)長男や、闇に葬られた次男の双子の弟に
三日月が正体を明かして接触しているので、まさにビンゴ!なのです。

ステで円環に囚われたのは自本丸のためである可能性が高いのですが、
ミュはもっと大きな世界が相手で、それに対して反発を覚えているっぽい
明石という実質新主人公が登場し…シリーズ化待ったなしです。
ミュを長くやれるコンテンツにしようという意図が感じられます。

ミュだけならそんなにぞわぞわしないのですが、全メディアミックスに共通しそうな
要素を出されると、ステや映画が好きな審神者としては興味を抱かずにいられません。

2019.11.4 wrote


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