Land of Riches


IndexBeforeAfter

 2019年10月05日(土)   白い星と黒い星 

10月のデーゲームと言えば本来、心地良い外気に触れる時間のはずですが、
30度越えの真夏日(もはや30度ごときで真夏と呼ぶなという感覚ですね…)とは。

ヴェルディの駒沢開催は2年ぶりだとか。私は…船山キャプテンのRKU以来?
(場外の螺旋スロープの下で出待ちをしていた記憶がうっすらある)
屋根はほぼ無いため野晒し、飲食売店もケータリングを若干呼ぶしかできないため、
試合開始前の時点で既に飲食共に枯渇気味。7000人も入ってないのに…。

ハーフタイム、ソフトドリンクを求めてホームゴール裏深くまで行きましたが、
唯一長蛇の列が出来ているのは沖縄系のケータリングカー。オリオンビールに惹かれるも
この状態で飲酒したら脱水確実(名護屋で熱中症やらかしたばかりですし)…と我慢。
幸いにも再入場が認められており、スタジアム前の広場ではたまたま獣医関係の
イベントがあったのですが、そちらもほぼ狩り尽された後。しかたなく体育館方面まで
自動販売機を探して彷徨い歩くという展開に。ラクロス部が肩組んで「紺碧の空」歌ってました。
こんな理由で後半開始に間に合わなかったの、長い観戦歴で初めてです。

試合はホームなのに何故か黒地に金文字とどう見ても不利そうなカラーリング
(黒のユニフォームは熱吸収がひどい)のヴェルディを白ユニのファジアーノが押す展開。
先制点こそ許しましたが(裏を取られるとジェフを思い出して妙な気分になると知覚)
押している時間が長く、チャンスを多く作っていましたから、時間の問題とは思ってました。

同点ゴールは仲間さんがスライディングしながら流し込んだもの。
ゲームキャプテンとして当然のように先頭で入場する仲間さんは、
レイソルユース卒業生には珍しいテクニックとパッションを兼ね備えたタイプ。
有馬監督のハーフタイムコメント「仲間を信じて」を実現させる強い男です(笑)
酷暑で体力を削り取られ(前半は給水タイムがあった)アディショナルタイムには
両膝に手をついてがっくりする姿も見られましたが、なんとかフル出場。
タイムアップ後には一人だけべったりとピッチに体操座りしてて、消耗を感じさせました。

でも、勝てばいいんです! ジェフと違って、ファジアーノはまだ上への希望があるクラブ。
後半に上田康太さんのゴールが決まり、逆転勝利を収めたのでした。
仲間さんはフォアチェックも、キープ力も、味方が逆サイドに寄せて作ってくれた
左サイドのスペースへの切り込みも、全部堪能できました。かっこよかったです。

2019.10.7 wrote


やぶ |MailWeblog