Land of Riches
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2019年08月16日(金) |
人は綺麗な部分だけで構成されていない |
twitterでテニプリ原画展に行ってコラボドリンクを飲んだ写真を見掛けたのが トリガーになって、ようやく池袋三省堂で開催中の原画展に仕事帰り、行ってきました。
許斐先生のサプライズ至上主義に違和感を覚える機会が多くなってきた最近。 少し距離を置こうと私に決意させたのは5月の次期部長漫画での氷帝の扱いでした。 日吉が見る対象全員、全裸に見えてしまうというギャグです。 それで、豪華特典付きの20周年記念本(テニパ)も予約しませんでした。
特典なければ800円という廉価なので足を運びましたが、就業中ずっと迷っていたのも事実。 文アルノベライズの購入もそうでしたが、あまり良い印象を抱いていないコンテンツに対し、 いつもの悪癖“全か無か”で1年もお金落としたくない…と躊躇してしまうのは 近頃の悪い傾向かもしれません。私もなんだかんだでコスパ最重要視の時流に毒されてるのか。
予想に反し、原画は新テニではなく無印中心。ミュで繰り返されている時間軸で、 新規ファンは大抵がここから流入していると聞きますから、必然なのでしょうか。 彼女に連れられてきたと思しき男性が財前のパネルを見て「誰?」と言っていたのが 印象に残りました。原画もなんだかんだでグッズ化された機会が多く、 割と見覚えのあるシーンが多かったように感じました。それだけテニプリという プロジェクトが名場面を繰り返しこちらに提供してくれている、とも言えるでしょう。 (あと完全版の表紙がパネル化されていたのが目に留まりました。 そう言えば完全版に文庫版と3回も全巻刊行されてるんですよね無印)
グッズ売り場では不二先輩ファンが複製原画等を大量にカゴに入れていて。 人気投票1位、サマーバレンタインとして8/14に許斐先生が会場を訪れ、 ライブドローイングした絵もリョーマと不二先輩でした。 (このイラストがやっぱりうまくて、なんだかんだで先生凄いと再確認させられたのですが)
この調子なら、いちのいちでのコラボドリンクも不二先輩にしたらバカ売れしてたのかも。 実際は幸村と白石が完売していたわけですが。私はもちろん跡部部長を。 ローズティーソーダのバラ着香が半端なかったです。 入場特典のポスカは手塚部長でしたが、跡部様欲しかったな…。
そう、描き下ろしイラストのグッズは結局購入しなかったのです。 やはり心のどこかにもどかしさがあって。サンプルが置かれていた テニパの跡部様のページをぺらぺらめくって、オーストラリアでは 美女をナンパしまくっている(俺様の美辞に酔いな!)と書かれていて、 スマホ使い捨てに続いてまた見なかったことにしたい設定が出てきたと感じちゃいました。
いや、テニパで一番しんどかったのは、過去のミュキャスがお祝いコメントを送る中、 やはり2nd氷帝の青木さんがなかったことにされていた点ですよ…。 まさか小沼さんが起用されたのをこんなに感謝する日が訪れるなんて。 このしんどさがなかったらテニパ、買ってじっくり読んでいたと思います。
テニプリとはまだどう接しようか葛藤を抱えていますけど、 とりあえず諏訪部さんが演じる跡部様以外は追わないようにしよう、と考えてます。 私はあるもの・ある人の一部だけ信頼したりするのが苦手みたいなんですよね…。
2019.8.17 wrote
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