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 2019年07月12日(金)   海と山の間 

…ってタイトルを考えたら神戸市HPに「山と海のあいだ」ってコラム連載があった(挨拶)
【重要:この日記には刀ステ慈伝のネタバレがあります】

神宮球場でのナイターから帰宅して、再び都内に出て…と考えたら面倒になり、
JRの夜行バス「プレミアムドリーム号」(ただし2列のプレミアムシートではない)を手配。
京都・大阪を経由し、終着の三宮まで乗ったのは私ともう1人の計2名でした。
地図で見ると実はかなり離れている姫路を昨夏は遠く感じなかったぐらい、
新快速使えば大した時間かからないんですけどね、関西の三都は。

折角の神戸ですが「東京公演ではBOXに入れられなかったファンレターを書く」
「物販の整理券配布が13時半」といろいろ制約があり、のんびり観光とは行きません。
まずは何年前に行ったか思い出せないぐらい部屋の片隅でボロボロになっていた
生田神社のお守り(記憶から引っ張り出せた神戸は、菅沼さんが高3時の
ゴール取った試合なんですが…まさかね…菅沼さんもう現役引退したよ…)をお返しし、
その隣にある東急ハンズで便箋とシールを物色。和田さんにお手紙書く時は
星デザイン縛りなのですが、今回はオリオン座が箔押しされたシールがあって即買い。

手紙を書くに適した場所も見つからず(神戸は紅茶が美味しい店が
結構あるらしいと下調べしていたにもかかわらず、開店が遅かったり、
何故か休業だったりして結局1店も行けず)神戸まで行ってクリエで朝食。
手紙も便箋5枚に。夜行バス乗ってた間に放送されたサクセス荘初回が
トレンド1位入りしたり、映画やら舞台やら書くことがたくさんあったのです。

神戸は平清盛が港を造った海と山の狭い間に広がる街です。
刀ステの会場は新神戸の寂れた…じゃない、再開発中の劇場ですが、
地下鉄で三宮の隣が新神戸と言えど、三宮からでは必然的に上り坂。
実は生田神社の前に劇場近くのホテルに荷物を置きに行ったのですが、
行きは地下鉄/帰りは徒歩で正解でした。いやむしろ徒歩は不正解かも(苦笑)

手紙を書き終えてから13時半の整理券配布までの暇つぶしとして選んだのは、
新神戸までフラワーロードを歩いて戻るのではなく、北野坂から異人館を経由する
遠回りなルートを歩くことでした。途中で遠坂邸のモデルである風見鶏の館には入ったり。
運営側もアニメで階段が出てきているのは把握してて、ちょっとした聖地化してました。
中田譲治さんのサインが飾ってあったり。間桐邸ことうろこの館は時間の都合で断念。

平日の昼間かつ観劇者限定のはずなのに、会場(劇場ではなく川向うにある
芸術センターの会議室)のある建物前には整理券待機列がずらり。
ここでランダム配布された整理番号順の買い物となるのです。
幸運にも私がもらったのはNo.27。有志の推定では私が唯一買いたかった
ポーチ(裏面にネタバレのドングリがデザインされている)は
各公演50個ほどではないかとされていて、いつも30分程度で完売してしまうのです。
前に並ぶ人がほぼみんなポーチと、同じく売り切れまくっているシャツを買うので
少し焦りましたが、無事に買えました。舞い上がって東京では何回品川行っても
手を出さなかったトレブロも5枚だけ買ってしまいました。ここで出たまんばちゃんは
どうにか(グッズクラスタには一通りいきわたったせいで、W山姥切など
ピンポイントなものでしか取引が成立しない)長谷部と交換してもらえました。

あまりの暑さにホテルの客室に退避したのですが、ここでせっかく買えた
レアなポーチの裏地をファスナーに喰わせてしまうというアクシデント発生。
力任せでなんとか解消できたものの、裏地には穴が…翌日、ハンズで
桜餅のデコレーションシールを買って貼り付けることで解決しました。

一般販売でギリギリ確保できたサイドシートは3階席のほぼ一番端。
座席表見て覚悟はしてましたが、下手3分の1は見切れるという酷い席でした。
値段が一般席と違うなら納得いくんですけど、東京公演見ていなかったら
キレていたかもしれません。もっとも、後日twitterで、3階の中央でも
前の人の頭でやはり見えないというツイが流れてきたのですが…。

東京初日に比べると随分とスムーズに本丸の日々は過ぎていきました。
私のおめあて・不動くんと長谷部の掛け合いは、まさかの“手合わせ後特殊ボイス”を
2Fの長谷部と1Fの不動くんがやり取りするという歓喜の展開でした。
これだけで神戸に来た甲斐があったというものです。
極になった不動くんは、長谷部以上に真面目で、空回りする長谷部に対し
「おかしくないか?」と冷静なツッコミを入れまくってくれたのでした。
お酒も誘われようと断りまくってました…が、最後の模擬戦回避の理由が
「主と呑みたくなった」だったのは個人的にはほっこりしました。
(東京では小夜が飲み過ぎて酔っぱらって退場だったので、不動も同じかと思っていた)

長義に布をかぶせるのに咄嗟のリカバー含めて連続失敗し、長義が自らかぶって
客席が笑うなんてアクシデントもあったりしましたが、それなりに楽しめました。
さっきも書きましたが、これが初見だったら荒れてたかもしれません…。

三宮駅前まで歩き、検索で見つけたビアカフェでおすすめしてもらった
苦くないヒューガルデンとふわとろオムハヤシ、但馬鶏の揚げたて唐揚げを
美味しく頂きました。高揚感に浸れて素敵なフライデーナイトでした☆

2019.7.22 wrote


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