Land of Riches
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この週末は、定期券が丁度切れてしまっている狭間にあたるので、昼間も ひたすらUBW進めてますが(最低だ…)まさか、初泣きが凛ちゃんと同タイミングなんて。
「…信じらんない。男の子に泣かされた」 凛ちゃんは戦闘・日常とも本当に分かりにくいけど、本当に可愛くて。 そんな凛ちゃんにメロメロの士郎は、どうしようもなくやっぱり可愛くて。 そして、口が悪いのに地が隠せないアーチャーも、やっぱり好きで。
うん、あと、でもって、EXTRAの丸くなってるアーチャーはデレがキモイと ぼやく人の気持ちが分かるぐらい、stay nightの時点では擦れてしまっていて。 普通の人は、こっちのアーチャーこそがアーチャーで、デレたのは別人なんですね。 (私は普通の人とはプレイ順序が逆で、新しい作品から古い作品へ遡及してるんです)
昔はトゲトゲだったけど、今は大人になって人としての深みが増している。 それは、どことなく…船山さんを連想させる変化だなと思うと、すごく愛しいです。
極めて個人的な推察ですが、これはシナリオライターの奈須きのこさんも 生きている人である以上、年月を重ねて精神的に変わっているからだと思っております。
私が泣かされたトリガーは、台詞じゃなくて地の文だったんですが。 凛ちゃんに対して、そんなに強くなくてもいいって気遣いが…ああもう全く同じ!
なんて言うか…自分ってとことん「原点思考」(過去に執着する性分を 綺麗に表現するとこう呼ぶんです)なんだと、ゲームですら思い知らされるとは。
あと、今日のプレイ部分でやたらと登場する『後悔』について。 士郎はそれをしないと欲し、凛ちゃんにはそれがなくて、 アーチャーは存在そのものがその具現化であるような概念。
後悔は、物凄く後ろ向きな感情(怒りや恨みに近い)で、だからこそ、 エネルギーとしてはプラスの属性を有するものより、ずっと大きいです。 自分のある選択によって、手に入らなかった…欠落してしまった願望の具象化。 言ってしまえば、渇望をより分かりやすく教えてくれる感情。
私が試合で全国を飛び回るのは、見ないで後悔するなら、見て後悔しろと知っているから。 その原点は、中学時代、長良川球場で岡林さんが完封した試合を、 受験勉強という口実を自分に用意して、回避してしまったからです。 試合は、どんな試合もそのときの一度きり。二度と取り返せないのです。
今は、若い頃より、後悔が何たるかを若干は客観的に捉えられるから、 あえてサッカー断ちをして、観戦欲求の回復に努める時期も設けたりします。 なんて言うか…半人前なりに、セルフコントロール心がけているというか。
ところで、今日も地震ありましたけど、震災から11か月なのですね。 あの日、鳥栖にいたことを思い出すと…その日の午前に交わした言葉を思い出すと…。 自分は大切なものから、無理やり目を背けていることを思い出して、胸が痛みます。 忘れたわけじゃない、口に出せないだけで、ずっとずっと、想っている…!
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