Index|Before|After
男の上司が女の部下に変なあだ名をつけたら(多分)セクハラ。 那須に関しては、キャプテンという重圧を感じていたのだと思います。(スポナビ山本会見) キャプテンが自分のミスで失点したら、悪い雰囲気を立て直すために、 声をかけたくても、声をかける資格なんかないんじゃないかって思ってしまう、 望んでもないのに、一瞬にして、記憶…感傷を引きずり出されました。 最初の失点の後、「ごめんね、ごめんね…」と言い続けてました。誰に? 私の記憶では“那須さんへ”なんですが、それだと今考えると合わない…。 世界大会でしか巻けない、FIFA FAIR PLAYの黄色い腕章。それが、後半、 伸二さんの腕にあるのを見たのが、パラグアイ戦で、一番へこんだシーンです。 ミス絡みの失点。守備“組織”―試合中、何かを考えるたびに、考えてはいけないと 揺り戻しがありました。今を見ろ、と。浩司さんがサイドを駆け上がった時、 「〜の分まで」を即座に思い出して、私はこの大会へ感傷を抱いているのではなく、 この世代の…という想いは、呪縛になってしまっているのに気づかされました。 シドニーにマレーシアの記憶を引きずっているようなもの。マレーシアの記憶なんて、 南さんでさえナイジェリアで清算して、それで終わっているような。なんて、なんて…?! アジアカップを思い出して、A代表には世代がないと言い聞かせる―玉田さんは 不毛と言われた1980年生まれ。黄金世代の一番下。でも、もう黄金世代だの シドニー世代だのって言葉は…。…。この大会が良いものとして刻まれることより、 この大会が終わって、アンダー代表の概念から解き放たれることを欲していた、 そんな自分が嫌でした。松井さん、那須さんを助けて…と念じながら、目覚めて (睡眠時間は足りてないけど、喉が渇いて目覚めてしまった)スポナビを確認したら、 スコアは2-4でもなかったし、平山相太さんや田中達也さんが出ていたのを知りました。 …どこまで見ていたかもハッキリしない、でも、私、自己意思で、 録画セットしなかったんです。見返すことはないだろうから、って。 期待、したかった、でも、きっと、このチームは、長く見ているほど、 期待するのが辛い状態になっている…このチームが好きな人は、 どんな想いをしてるだろって、監督が映るたびに考えてました。嫌だけど。 起きたら、ぽんちゃんと、赤い腕章と、リモコンと、眼鏡が布団の上に散乱してました。 …TVは消されてました。
|