Land of Riches


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 2004年05月07日(金)   乱れ髪 

人を信じるって難しいです。歯がゆいのは、信頼を築き上げるには時間がかかるのに、
裏切られて崩れるのは一瞬ということ。それでも、また作り直せると昔、
aiで本山さんが言っていたような記憶があります。検索しても見つからないんですが。

信頼・約束・友情―この手の言葉の響きには、憧れに近い甘いものがあります、私には。
純粋な理想、甘美な憧憬。思春期には家族をこの世のどの人よりも憎み、
全ての人間を信じられなくなった私が、長く曲がりくねった道を経て、
コール&レスポンスの快さも分かってきたのに。なんだろう、この子供じみた悔しさ。

「折り返し連絡します」は世界で一番あてにならない言葉だし、人の名すら幻。
他人に勧められたものをすぐ受け入れる私は、同時に騙されやすくもあり、
それだけ、他人との絆(←なんて甘い響きだろう)へ飢えているのです。

そんなものがこの世に実在しうるかは知らないくせに。

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鳴らない電話ほど負荷になるものはない―はっきりとしない未来への不安そのもの。
今の私の着メロは「残酷な天使のテーゼ」です。EVAを見ていた頃からずっと。
EVAはあまりに自分に近すぎ、似ているから、好きになれず、最後は敬遠してしまいました…。

心ならずも二度寝となると、やはり一度目より眠りが浅いようで(薬もないし)
夢を見ます。今朝は、なぜか淡路島で行われているU-19合宿を、それも今では
全く連絡を取ってない中学時代の部活のチームメイトと見に行くという夢でした。

私はなぜかホークスのレプリカユニフォーム(実はほんのりホークスを
応援していた時期があるのです、人生で…)を着ていたんですけど、そんな私へ
フレンドリーに抱きついてきた(!)某選手が満面の笑みで言ったのが、これ。

「すごい良かったでしょ!」

目覚めた今でも思うのは、U-19も、そしてレイソルも、選手が終わった後、
笑顔になれるようなゲームができればなあ、という願いです。レイソルは
言うまでもなく、U-19の先月の合宿も、テーマがテーマだったとはいえ、
さんざんたる出来だったので…まあ某選手の隣で微笑んでいたのが、
今回J優先で召集回避と思われるY選手だったから、やっぱり夢なんですけど。

夢の中でのU-19は、左から小林・増嶋・吉弘の3バックでしたよ……やっぱり(爆)

デスクトップの壁紙は、初ゴール時の永田さんなのですが、これから勝ってない、
心から笑うところも見てない(代表とかいろいろあったけど)のを考えると、
それこそお札にでも変えるべきかもしれません。祟られてるとは思わないけど。

…ったく、いっつもいっつもめちゃくちゃな待ち合わせを指定してくるな、だから嫌いなんだ!

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好きなものを好きと自信を持って主張できること、それが夢であり目標。

憎しみは愛よりも簡単に生まれるけど、両者が案外近いものであることは
“市船の5番”という概念が簡単に示してくれます。人の心の危うさを。

私は、何かを愛すると、それしか見えなくなる性分なのです。そのために、
住まいや肩書きや“友達”を捨てることにも何の躊躇も感じないタイプです。
不安定ながらどうにか生き続けているのは、本気で愛することを忘れたからでもあります。

自分と愛する人をボロボロにしながら、堕ちていくことしかできないのだから、
誰も傷つけないために、誰も愛さず、過去の幻影だけを追いかけ続けるのです。

似ている、というゲートがある限り、最後の線を超えることはありませんから。
…千葉への愛着は作為的だけど、静岡への想い入れは胸の奥をつんと刺激します。

穏やかで優しいけれどサッカーに対しては人一倍誇り高い王国の民は。

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Experience tells you what to do; confidence allows you to do it.
経験が何を為すべきかを告げ、自信がそれを成さしめる。

某選手へ誕生日に贈った言葉です。スタンスミスの名言。…待ってるよ。

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昔、約束という愛する人の甘い囁きに屈して歯医者へ行ったように、私は
誰かに言われないと医者へ行けないのだろうか?―検索したら、いつも行っている
薬局のすぐそばに皮膚科があったので、精神科の日である今日、一緒に行ってきました。

手を見せるなり、先生は呆れかえった顔をしました。私が放置というか、
痒くて掻きまくったのが一発ばれ。即座にステロイド系ホルモン剤の処方が
決定して、手には綿手袋、足もガーゼの上へのみ靴下(サンダルが履けない…)と
きつく言われました。当然ながら石鹸で洗っちゃダメだし…しばらく日立台には
行くなってことでしょうか(苦笑)女優やモデルが家事をする時に使うとかいう
手を保護するための手袋も、近いうちに買いに行くはめになるでしょう(遠い目)

精神科の方は、激しく不安に陥る回数も減り…というか頓服薬へ頼りっきりの
低位安定となってきたので、心置きなくワイパックスが飲めるように処方する数を
倍に増やしてもらい(1日2錠ペース。処方箋上は朝夕2回に)あとメンタルの
平均テンションをあげるためにデプロメールを1日3回へ増やすことになりました。
毎食後―これができるか怪しいものです。それじゃダメなんですけど。なぜって、
私は1日3回食事を摂る習慣がないんです。だから、食後に飲んでたら飲めないという。

家へ帰ってきてから気付きました。マイスリーが足りなくなったのは、いつでも
処方箋が14日分しかないから。たとえ診察の曜日がずれていても(アホ)
今回は明らかに足りなくなるのが分かるので、週末は飲まないようにしようかと。

当面の目標は、試合中にワイパを飲まないこと(微苦笑)今日あまりに
医療費がかかりすぎたから、日曜の国立は行かないつもりだったんですが
(そもそもどうあがいてもキックオフに間に合わない)なんか先発FWが…。

試合中、うわあ、とかわめきながら頭抱えたり空見上げたりうつむいたりすることと
ゲームの内容って、多分関係ないんですよ、多分。決して、聡太さんの
チェックのかけ方が危なっかしいからとか、永田さんが空中戦で競り負けるからとか、
そういう訳じゃないと思う…思いたいじゃないですか、やっぱり(苦笑)
アホらしいですよ、プレーがストレッサーで動悸が起きるなんて。ほら。

だから、近頃の私は8割方ぼーっとしている―まるで永田さんのように。
時折ゲームの流れから浮いてしまって、何が起きているのか見ていなかったり。

…5/5ガンバ戦の気候が冷たくて快かったのなんて、世界で私ぐらいでしょう。


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