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J1-1st 第8節 柏 vs G大阪 プレビュー いろいろ思うのですが、言葉にはしにくいです。3人がかりでいっても 止められないディフェンスをかばうなんて、間違っているんでしょう。 永田・中澤・近藤―この3バックの見れる日が、こんなに早く来るとは 思いませんでしたが、結果として、まだ早かったという表現になるんでしょう。 「サッカーしよう」という言葉が頭を過ぎりました。攻撃も守備も全て 個人能力に依存し、その優劣だけが場面場面を左右する…ディフェンスなんて 組織的でしかるべきなのに。あの3バック(+比較的守備的なドイスボランチ)だから 余計にそれが哀しかったです。試合中から私の胸を占めるのは憤りではなく哀しみでした。 後半の終盤には、あまりに酷い試合から目を背けてうつむくこともしばしば―そのたび、 自分の大好きな選手が直面しているサッカーから、状況から逃げるな、と おのれへ言い聞かせねばなりませんでした。能力不足で自らの首を絞める 選手達が、野次なりブーイングなり痛烈な批判なりへ晒されても、反論はできません。 でも、だけど―じゃあ、どうすればいいんだよ、とは思うのです。選手は 一体どうすればいいんだと。全く点の取れる気配が最初からせず(前半は シュートゼロ?!)セットプレーぐらいしか期待できない…それすら、私が NNが好きで抱いている淡い幻想かもしれないと自覚できるぐらいに、中身なく。 誰が悪いと書く気にもなりません。監督含めて―たとえば、左サイドで先発し 持てる力の大半を生かせぬように見える谷澤さんを責められるのかと。私は、 私は、レイソルというチームのサポではないから、彼をかばいたい、かばいたいんです。 甘いんですけど、それでも…好きな選手がたくさん出ている試合だからこそ。 キックがめちゃくちゃな永田さん、ファウルの多い聡太さん、ポストとして 全く機能していなかった宇野沢さん、それでもなお…ダメなファンだと思うけど。 正視できないなんて。 菅沼さんは神様じゃないし、数的不利な状況では、最善をつくした、としか 書きようがありません。何が、どこが悪いのか、分かったような分からないような、 曖昧なまま時だけが過ぎて、まるで病気が進行していくかのように酷くなっていって。 下部組織の試合がオーバーラップしました。個の能力だけでゲームを進行されても、 育成だからと疑問を鎮めるのです。でも、トップはそれではいけないでしょう? …嫌なんですよ、好きな選手を責めるのは。それで、必死になって自分の見た風景を 曲解しようとしているのです。時間を置いた方が良さそうですね。おやすみなさい。 合言葉は本橋卓巳!(何が起きたのかは、ちょっと人には言えませんね(苦笑)) さっかぁって何?おいしい?的な二人でずっとメッセやっていたら、今日 何があったか忘れました(苦笑)上見ると「おやすみなさい」と書いてあるから、 どうやら私は寝るつもりだったようで。ま、いいか。とにかく祐三さんのお陰で いろんな音楽を聴くはめになって、ブツブツ言いながらもそれが楽しかったり。 …スピッツってポップじゃないの? どのサイトを見ても、みんな怒っていて、当たり前だと思う反面、ものすごく ものすごく強くかばおうという気持ちが派生している自分に驚きます。 メッセで話している最中も言ってたんですが、選手のその日のプレーを 判断する基準、本来その選手が持っている力のレベルというのは、どうやって 把握して運用するのか、自分でも案外メカニズム分かってないなと思いました。 もっとできるはず、あるいは、こんなにすごかったのか―所詮は、他人事ですから。 …うっひゃあ、ところどころ音が飛んでるよぉぉぉぉ〜!(はてしなくエコー) 音楽は理屈を並べるのではなく、感じるものです。ではサッカーは? これもまた 世界共通の、国境を越えるものでありながら、同時にナショナルカラーを強く反映し、 またサポーターに熱く語らせる要素を内に秘めた不思議なスポーツです。 自分ではない、なぜか接点が生まれてしまった対象へ感情移入し、一喜一憂する。 摩訶不思議、人生の、人の心の神秘ですよ、これは。他者へ介入する能力の 強いMF(別の言い方をするとゲームメイク)は好きですけど、人間が周囲と、 他人と関わろうとする力、意欲、本能ってすごいと思います。愛せるって本当、素敵。 やっぱりスピッツのベストともなると、サビを知っているものが多いです。 レイソルは永田さんの初ゴール以来、勝ってないそうです。言われるまで 知りませんでした。私が勝敗への執着が乏しいのは、昨日、U-18の結果を 誰か見ていた人に聞こうとしなかった、つまり知りたいと試合会場その場で 感じなかったのでも分かります。私は負けることよりしょぼいプレーが辛いのです。 その試合開始を、某公式系HPを信じて間違えたのでも、正しい情報を伝えること、 インターネットという情報の氾濫したフィールドの価値を考え込んでしまいました。 主観というのは、絶対に客観的には正しくないんですよ。だって主観だから。 たとえば、今日の永田さんの評価が、試合を見に来た全ての人で揃うなんてことは ありえない―元彼の口癖を借りるなら「ここは北朝鮮じゃないんだし」 だけど、数字は…時間やスコアは一つしかありません。だから、これを間違えるなら 載せる意味がありません。だから、この段階で間違えている(たとえば得点者)私は ユースのレポートは書かないんです。書けないから。二種や三種ともなると 絶対的な観戦者数の少なさから、一つ一つの情報の重みが増してしまうんです。 その恐ろしさを知っているから…しかも、彼らはプロではありません。 Land of Richesはやっぱりライブ版が最高ですよね!それで命名しましたよ!! 祐三さん、そういえば1枚オススメのCDをあげろと言われて困ってましたが、 それはオススメがありすぎるからなのか、CDというものと縁が薄いからなのか…。 やっぱりずれている私―目を閉じても、思い浮かぶのは、入場前からの、 20番と5番の背中が並んでいるところだったり。夢だったんだ、2年ぐらい前は。 それは掴み取ろうとしても叶わない夢だったんだ。現実は夢のようにうまくはいかない。 でも…槍玉に挙げられることでさえ憧れだった日々を、私はまだ覚えているんだ。 そうやって、自分をごまかして、慰めようとしているんだ。そこは戦場なのに。 そして、ピッチを駆け回る、決して大きくはない31番は、とってもattractive。 ピッチと人の心を焼き焦がす焔。アップの時から嬉しかったけど、実際に 試合に出たら、本当嬉しくてさ…好きだ好きだって背中に叫び続けたよ。胸の内で。 諦めるな、悔しがれ、上を向け、走れ、戦え、この意識が冷たい空へ吸い込まれても。
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