Land of Riches
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朝起きたら割れそうに頭が痛くて、そのくせ昨夜のうちに登録フォームから 全データを送信し終わらなくて(結局これは予想通り事前に打ち出されていて 私は説明会の会場でまた手で書く羽目になりました)身支度も早々に 日立台へ飛び出したのですが…なんであんなに急いで行ったのに10:30前 スタートなのさ新監督さん(涙)詳しくは別ページで書きます、はい。
練習は最後まで見れなくて、途中で離れて向かった会場は、幕張。
何度も電車あるいはバスの中から見た風景ではありましたが、駅を抜け、 ロータリーに立って、吐き気がしました。聳え立つビルは新宿などと違い、 どれも綺麗なものばかり。ワンコインバスが走る程度の、これまた舗装が やたら見栄えのいい道路。ビルとビルの間をつなぐペデストリアンデッキ。 そこを歩く人たちのまとう服装はビジネスにふさわしいものばかり。
あまりに無機的で…人の息遣いなど全く必要としない、堅苦しい、整然とした、 まるで迷い子など―会場にたどり着けなくて泣きTELを入れてしまった―無用と、 冷酷に、厳然と言い放つ、美しき街並み。人の手によって作り出された“ガーデン”。
私は人工的な街並みが苦手で、普通の団地(たとえば、神戸のいぶき練習場 近くの家並みはダメだし、この街だと柏の葉公園周辺の景色がかなりダメ)も 嫌悪感を覚えるぐらいです。今まで生きてきて最高に苦手だった場所は、 筑波学園研究都市だったのですが…今日、幕張はつくばを超えました。
私の不快感をMAXにした植え込み。 この形なら、植物である必然性が まるでないように感じるのです。 人の美意識はそれぞれで、 美は理屈には縛られませんけど…。 植物は“自然”の一部として そこにあるのではなくて?
これも、ただの刷り込みかもしれないのです。電車に長時間乗っていると 必ず死を意識したり、睡眠に対して恐怖がぬぐえなくて失神するまで ゴロゴロするしかなかったりなのと同じように。でも、そう考えることが 間違っていると頭では分かっていても、条件反射的に“感情”あるいは “感覚”が蘇ってしまうのです。残念ながら。やめられないのです、中毒のごとく。
説明会自体は…大手企業にいる、それなりの立場の人間は、普通の人とは ものの見方が違うということを再確認させられて、良かったです。 私自身が汚点として切り捨て、忘れようとしている時期についての認識を、 ほとんどの人事担当者は私と同様に…私へ沿うように見るのですが、 全く違った観点から見てくれたのです。そういう風に見られたのは初めてで、 ぶっちゃけ、嬉しかったのです。時間を無駄にするのが一番辛いことだから。
…かつての“夢”を諦めるには、まだ早い?
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