Land of Riches


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 2004年01月18日(日)   たがために鐘は鳴る 

グラ番―古賀(兄)さんの結婚式へ来た宮原さんが出てきました。懐かしい顔として…。
泣き虫兄さんの泣き顔を期待した宮原さんでしたが、とうとう涙はなし。

本屋へ行くのは好きです。週に一度は行く理由がサカマガ・サカダイだとしても。
一生かかっても読み切れそうにない書物が並ぶ中で、自分のベストマッチを探すのは
簡単ではないですが、なかなか合うものが見つからないのは、私が文字の羅列を
どこまでも自己表現の手段だと―“私”を揺るがぬ形としてのちのちまで残すすべだと
思い込んでいる節があって、とにかくどんなくだらない形でも…他人からは批判される
駄文であってもいいから、書かないと、と自分を追いつめているためとも思います。

法事では弟の就職や従姉妹の妊娠など明るい話題も多少はありましたが、
両親の世代がやはり老いてきただけに、健康を害した話題が多く、ぶっちゃけ、
会食とは思えないグロテスクな内容(どんな手術を受けたか、など)も含む
病気自慢大会でした。どうも大仰に語る血統ではあるようなのですが、
死にかけた話がいくつも出てきて、それが私には辛くて辛くて…。

実家は浄土真宗ですが、仏教は現世を厭い来世を称える、その思考停止っぷりが
どうも受け入れられないんですけど、でも、何も考えないで平穏を目指すことが
やっぱり幸福なのかもしれない、とも思うのです。実際、それを謳う哲学や
宗教は少なくないのですし。人間はどれだけ考えても幸せにはなれないのでしょうか?

心配して変わるものなど何もない、と私は言った―確かにそう思うのです。
気に病むことで脚が治るのなら、何も困ることなどないのです、きっと。

Second Half wrote on 2004 1 20


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