Land of Riches


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 2004年01月17日(土)   Home and Away 

ISDNは遅い遅い遅い遅い遅い!―これが帰郷しての感想です。長く連れ添ってきた
BIBLOですが、画面表示からマウスの反応まで、わずか1ヶ月半で堪えられなくなってます。

電車で何気ない会話をしている女子高生を「訛っ“とる”なあ」と思ってしまいました。
オジサンの会話は尚更。ほとんど誰とも会話しない生活にあっても、耳は変わるのです。

名古屋へ降り立った時点から変な気分でした―2ヶ月前まで毎日通っていた街だから
飽きるぐらい見慣れたもの、けれどブランクを経て瞳に映る街並みがもたらすのは
感慨ではなくて、何か奇妙な違和感。岐阜へ着いてもそう。今こうしていてもそう。

少しずつ今季の日程が漏れてきていて、遠征の計画がちらほら話題にもなってきてますが、
たとえばグランパス vs レイソルを見に行くとして、その感覚が…ホーム&アウェーが
完全に逆なのです。わざわざ見に行かねばならぬ地アウェー。全日程の中で、
そのカードが占める位置…重みがまるで違うのです。わざわざ出向くなんて、
物好きという気分になるのです。武蔵野に住んでいた頃は、最寄りスタが中立地の
国立(味スタ未完成)だったし、鹿嶋は十分にアウェーで、地元を実感できるのは
代表戦の並びへ0時過ぎまで参加しても帰れる(さすが中央線!)時ぐらいでした。

現在は、今日もCATVのREYSOL TIMEで選手インタビュー(今をときめく谷澤さんは
ともかく、宇野沢さんにWY話を聞いちゃうあたり凄すぎです。2003年を振り返る
宇野沢さんの悔しさがにじみ出る受け答えはファン必見だとは思いますが―ちなみに
UAEでの印象的なスポットはゴールドスーツ(金市場)だったとか。谷澤さんは
現地のパサパサ米がほとんど食べられなくて、終盤に出てきたお茶漬けがとても
嬉しかったそうです)を3回も見返しちゃうような有り様で、ホームにあるチームを
当たり前のように応援する似非感覚へ浸ってしまっています。始動日だって、
午後から説明会があるから何時まで見ていられるかな、と乗換案内で逆算する有り様。

気軽に行けるようになると、行くこと自体の重みが滅茶苦茶軽くなってしまう。

「廊下の伝言板」や携帯メールで、岐阜に“帰る”と当たり前のように書いていて、
じゃあ逆はどうなのかと言われたら、東京の頃は確実に“戻る”だったけど、
今はあの街へ“戻る”とは言いたくなくて、自然と“帰る”つもりでいる、それでいて
こうやって改めて意識すると、その表現がしっくりこないと感じている自分がいるのです。

Where is my hometown?―Where is my REAL hometown?

帰ってきたことを実感するために、久しく試聴を放棄していたグラ番(グランパスの
応援番組)を見れる限り見ようかと思ってます、今週末は。新加入選手について
取り上げると番組HPで予告している局ありますから―角田さん(涙&遠い目)


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