Land of Riches
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2003年11月08日(土) |
恋(いと)しさと せつなさと 心強さと |
【おれたちは勝つしかない―角田誠】 ※リード文省略
―今年はサンガだけでなく、U-20、U-22代表に選ばれ、ハードスケジュールになりましたね。 「ヨーロッパのチャンピオンズリーグに出ているようなチームなどと比べれば 楽なスケジュールなんで、サッカー選手としては(代表に)選ばれることを 幸せに考えて、今は自分にとってプラスになるもとしてやっています」
―ワールドユースについては春から延期されて、これから開幕しますが、 モチベーションはどうですか? 「今年はワールドユースが(シーズンの)はじめというつもりでした。 今にして思えば、先に終わらせてリーグに集中したかったので、ちょっと痛かったかな。 でも、U-20代表では、3月から今までで選手の実力もほとんどがスタメンに 入れるぐらい伸びてきて、チームも僕自身も競争意識からレベルが上がっているので、 いい方向には行っていると思います」
―一方でサンガでは、今シーズン途中、ピム監督の就任に伴い、センターバックから 右サイドバックにポジションが変わりました。攻撃の意識が強くなったと思いますが。 「もともとセンターバックでも攻撃の意識はあったんですが、 今は相手より先に動き出したり、主導権を握ることを考えてプレーしています。 ピム監督からも攻守で自分からアクションを起こすように言われています。 しかし、10試合以上やっていて、まだゴールやアシストがないので、 結果として貢献できず申し訳なく思っています」
―ワールドユース参加のために最後の2試合に出場できないですが……。 「すごく辛いですね。UAEに行っている間に結果が分かると思うので、本当に複雑な気持ちです。 サンガでの(ラストとなる)2試合では、攻撃に加わるようなプレーをして勝ちたい。 J1残留のためには全てに勝たなければダメなので、勝ち点3を取ることを考えたい」
―さて、今日の対戦相手となる市原は強豪ですが、注意したい点は? 「チェヨンス選手には注意したい。あと、全体的に走るサッカーをするので、 先に走られたり裏を取られたりして、波に乗せると止めづらくなる。 その前に先に攻めて、自分たちがボールを支配して先制すれば、勝つチャンスはある。 相手がどこであれ今は勝つしかない」
―最後にサンガでの試合とワールドユースでの抱負をお願いします。 「まず、サンガサポーターの皆さんには、順位が低い中でも、毎回多くの人が ホーム西京極に来てくれて応援してくれるので、すごく感謝しています。 京都の、クラブの、サポーターの、そして自分のために後先考えずに 全力を尽くしたい。自分が出ていてJ2に落ちるのは絶対に嫌ですから。 U-20代表に関しても、もちろん国と自分のために頑張ります。残りの全試合、 今年のオフにぶっ倒れるぐらい気合いを入れてやっていきます!」
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