Land of Riches
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2003年11月07日(金) |
「リベロ」は死語か? |
一眠りして目が覚めたら(急に意識がなくなって、気がついたら―とほぼ同義語かもしれない) 指の皮がぺろりとめくれていたりするのは、なぜなのでしょう?(@@)
言葉はコミュニケーションツールであって、自分の一部ではないので(私は内なる思考も 言語で処理することが多いけれど)発する言葉を磨くことは、自分の魂を磨くのとは 意味が違うと思っているのですが…つまり、言葉を洗練するのは、自分のためでなく 他者と交流を欲しているからなのです。生きている実感は、他者―周囲の環境との ギブアンドテイクによって生まれるのではないか、と考える今日この頃です。
仕事が終わると家へ帰るわけですが、長い長い地下街を歩く時や電車に揺られる間は 自分は一人で、周囲は一人の人もいるけど、そうでない人も多くて(特に地下街) キャッキャと騒いでいる人を見るたび、私はなんでそういう時間を持てないのだろう、と 醜く嫉妬して(サッカー観戦も独りが多いからなぁ…(苦笑))いるのです。 もはや、会社のビルを出ると憂鬱になるのは条件反射というか、毎日毎日それを繰り返すから 身に染みついているというか、悪癖なんですが。歩きながら、みんなは家なり どこか向かう場所があるんだろうけど、私はどこへ向かって歩いているんだろう、 このまま歩き続けてもどこにも着かないんじゃないか、という感覚に囚われるのです。
何年も前に、「帰る場所がきっとできる」と言われた記憶は確固として存在するのですが、 いまだにその実感は得られません。帰る場所は寝床とはイコールではありませんから。 …でも、一人暮らししていた頃は、木曽川を渡ると「帰ってきた」と感じたのも事実。
サカダイの永田or菊地で二人が争っているものは「リベロ」です。サッカー用語は ここ最近で大量に強制導入された経緯もあって、定義は結構曖昧で(なにせ、日本の サッカー界を束ねるJFAが、一部に関しては頑張って定義付けせねばならぬほど) イメージ…刷り込みばかりが先行している感があります。大熊ジャパンに(親父が 長嶋ジャパンを見て「○○ジャパン」という表現に違和感を覚えていたけれど、 この用法はラグビー由来でしょうか? キャプテンシーはラグビー由来のようですが) そんなポジションがあるのか、と言われると、イメージ的には微妙です。3バックの中央を リベロと表現するのは最適解ではないというか。3バックのセンターなら、なんでも リベロ(ある意味で、またはスイーパー)とは思いません。でも、両端はストッパーだと 思っていたりもします。リベロと言われると、その自由人としてのイメージ(あくまでも イメージ)から、果敢に前線へ上がっていく、それも頻繁に…という像が浮かびます。 つまり、永田さんのスタイルそのもの(静学時代は今より上がっていたようですが)です。 菊地さんに中央が合う合わないとは全く別に、私の中で彼はリベロではないのです。
私は人を、その人が発する言葉で品定めする傾向があります。話していて楽しいのは、 頭の回転が速く、どんな話題にも応じられる人(知識量が多いのも条件としては ある程度必要なんでしょうけど、ただ記憶力が良いだけではダメ、知識を披露する タイミングを見計らう必要あり)です。話題に事欠かず、話していて唸らされるようなことが たびたびある人は、私にとってとても大切な存在です。そういう、知的好奇心を 刺激してくれるような人は公私共に少ないんですけどね…その点では、今の職場は 上司に恵まれました。感謝です。最近は話し相手を求めて、またネット上での活動範囲を 拡大しつつありますが…こっちでは見つけるのがなかなか難しくなってます(苦笑)
アント公式の有料ページに、羽田さんが些細な話題で登場する頻度が異常に高いのは何故でしょう?
2003 11 8 wrote
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