Land of Riches


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 2001年03月15日(木)   眠らずとも疲れが取れたらいいのに 

♪心ある人の支えの中で なんとか生きてる今の僕で
♪弱音さらしたり 愚痴をこぼしたり 人の痛みを見てみない振りをして

はやりというか流れに乗って…CDを引っ張り出して。

♪嘘や矛盾を両手に抱え それも人だよと悟れるの?

大好きな桜井さんの詞に流されるまま、昔の恋話をだだっと書き連ねてみたのですが、
ざっと読み返してみたら、あまりに恥ずかしくて今後の生活に支障が出そうなので削除(笑)
一つ言えるのは、私の場合、恋とサッカーは完全に融合してしまって、切り離せないものです。
サッカーへの情熱を理解してくれない人とは一緒になれない気がします。
たとえ贔屓チームが違って、スタジアムのゲートでいつも別れてしまったとしても。
(指定席で無理して一緒に見ても、お互いちっとも楽しくないっ!!)
…あと、Jリーガーへの本気の恋というのもありました、若く青かった頃には。

好きな選手に対してすら自己犠牲―という名の服をまとった自己満足―は厭わないのに、まして恋人へは。

というわけで(接続不明)今日はソラヲミナヨで担当している二人のことを書こうかと。
…今回の駄文は、確信犯なる最低の肩書付きな“人の痛みを見てみない振り”くさいです。ええ。

火曜日に、ジャパンユースカップ(23日/25日)へ向けた合宿のメンバー24名が発表されました。
とにかく黒河さんがいなかったのがショックだったんですけど―24日にエスパルスはACWCがあるのですね!(無知猛省)
トップで出ている黒河さんが必要とされているのは当然。これも立派な国際経験、頑張ってもらいたいです。
(そうとは限らないじゃないか、という意見受け付けません。こう考えることに決めましたから)

西村監督の選考方法(特に選出のタイミング)は、以前から物議の種となっているのですが、
ご自身でおっしゃっている通り、信念を貫くことに重点を置いているのですから、外野がとやかく言っても無駄な話。
でも、言いたいことはたっくさんあって―とりあえず“見て下さい”と伝えたいです(あえて目的語省略)

結局は担当選手を通してU-20を応援しているのがフラット9なんだ…という事実(やや早とちり風)は、
私を少なからず安堵もさせたのですけれど、同時に、代表チームがはらむ危険性をまた同様に抱えているのだな、とも
再確認させられ、ちょっと考えました。代表チームのことと、担当選手のこと(以下、暴言が並びます。あらかじめお断り)

羽田憲司と田原豊の共通点―私を惹きつけたマイペースぶり、選手権ヒーローという共通経歴(≒それなりの知名度)
などなどがありますけど、ユース代表において特筆すべきは“代えがきかない”ところでしょう。
二人とも代表を離れた時期がありますが、理由は所属チームの事情だったり負傷だったりとハッキリしていて、
西村監督の信頼の厚さがうかがえます(特に羽田さんに関しては監督がそれを公言…)

香港でもそれを見せ付けられました。アジアユースに続き、コンディション不良ながら起用され、
持ち前の身体能力だけでそれなりにプレーできてしまう田原さん(しかも今は所属チームでまで)
ケガした場合を“想定”した準備もしながら、結局は現実と化すまで…化しても退けない羽田さん。
同タイプの選手が他に見当たらない(小原章吾さんが離脱したりして)ので、たとえ100%でなくても
使われてしまい、それを評して“順当に選出”などとされてしまうのです。非常に不満です。

基本的に無茶をされるのが嫌なんです。無茶をするな、というのは無理かもしれません。
ただ、無茶にはしどころがあるでしょう?(きっとそう聞いたら二人ともあそこはその場所だったと答えるでしょう)

以前「廊下の伝言板」へ書いた通り、“U-20をまとめる羽田”と“羽田がまとめるU-20”でなければ、
“羽田憲司”にも“U-20代表”にもここまでハマらなかったように思います。
両者を結ぶリンクは、必然であって、偶然でもあって、私にとっては不可欠なもの。
…羽田さんにとってどうかは、断言する自信はありませんが。

だけど、ジャパンユースエントリー18人に二人(特に片方)がいない可能性は、覚悟は、決めてます。
いないことによって派生すると思われる未来すら、もはや、視野へ収めてます。

今の栄光は、未来の何も約束しません。それは多くの選手を見ればおのずと分かる現実。
立ってほしい場所はワールドユースのピッチであって、本当に暴言なんですが、ジャパンユースのそれではありません。
ステップが必要と言われればそうかもしれません。でも、ステップがあるから立てるのかといったら嘘でしょう?
(某大手掲示板の、フル代表になれそうな候補の名前に並んでいたのはシャドーが多かったですな…)

この世の誰の判断力をも超越する、スーパースターになれたら、すごい“楽”でしょうに。
伝説と化した名選手達のように、代表監督が自分の構想へ合った選手をピックアップする以前から、
その国のサッカーはその選手抜きでは考えられないと思われるようになれたら。
そうなることが、歴史に名を刻むことではないですか、田原さん?

必要なのは、求められているのは―勝つこと? 指示を忠実にこなすこと? 自己満足を追求すること?
合わすべき焦点は、一つ一つのプレーか、ゴールか、スコアボードへ刻まれる数字か。

探しているものも違うから―世界という物差しでおのれを計りがっている人もいます。
海外のチームへアピールしたい人もいます。ただ自分を表現することへ没頭したい人もいます。

11の異なる思いがピッチへ並んで、それを、スタンドのそれぞれが違う思いを抱いて見守る、
それがサッカーじゃないんですかね。間違ってるのかなぁ。

ただ一つ、誰もが上を目指していることだけは揺るがず。

[出勤前に追記]
http://www.soccer-m.ne.jp/column/main.htm
Webサカマガの千野さんコラム、昌邦さんの言葉が嬉しく、また歯がゆいです。
その点は、“部外者”たる昌邦さんの指摘を受けるまでもなく、秋田師匠が矯正するでしょうから、心配はしてませんが。
1対1の守り、声出し、フィード…まだまだ課題ばっかりです。

今日の一言:「フランス戦の中継を見るのは無理かなぁ?」 (日曜日の朝ですか…<ネット中継つながるのかな?!)


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