Land of Riches


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 2000年12月26日(火)   考えすぎて夜も眠れないなんて 


1秒単位朝を無駄にするのさ―このワンフレーズに胸打たれL⇔Rを好きになったのが、5年前の秋。
同じ苦悩を抱えてのた打ち回っている自分は、何も進歩してないんだな…と悲しくなります。
あの時、手を差し伸べてくれたのは近くの人で、「大学で答えを探せばいい」と言ってくれました。
でも、大学4年間では自分を納得させられる解答をゲットできなかったのです。

ここ最近、昼は仕事/夜は電話という生活です。特に長電話は連日親を怒らせていて、不快感や出費という代償を払ってでも
電話で話し続ける自分は、まるで独り暮らしを始めたばかり―ホームシック―の人のようです。
そのうち帰宅を拒否しだしそうな気配もあって怖いです。金を払って健康を買っていると言われましたが、
今の私はハイテンションが続かない(どころか坂を転げ落ちるように憂鬱にとらわれる)ので、効果はイマイチです。
大体、クリスマス明けで残業約3時間(デスクワークの残業は精神的な疲労が主ですが、肉体労働の残業は
とにかく体をダメにします。帰りの買い物では500円玉と100円玉をナチュラルに間違える始末。Jヴィレッジの売店で
1,000円と10,000円を混同していた某U-19選手のこと笑えませんよ!(苦笑))、くたくたになって帰ってきたはずなのに
眠れずにこうしてキーを叩いているあたり、自分の憔悴ぶりが表れているように思います。

こうしている間にも時間は流れ、もしかすると心も蝕まれているのでは…と考えると、気が気ではないです。
そう考えることが一番悪いというのも頭では分かるのですが、理性と感情と身体の連携が最悪で。
高桑さんの声が聞こえない新人センターバックのようですよ!(ものすごい自虐的な比喩)

だけど、ひたすら作業をこなしながらふっと生まれた心の空白域に、不安ではなく聡太くんや俊太くんの姿が入り込んできた時は
やりながら結構楽しかったんです。数分経つと、その時の感情を羨むような懐かしむような暗い影に覆われるんですけど、
とりあえずは金曜の天皇杯・土曜の選手権開幕戦を楽しみに働こうかと思ってます。いや、そう考えられるようになるのが目標。
自分へのクリスマスプレゼントが、その2試合のチケット(しかもカード払い)というのは寂しいんですが。

それにしても、何かを断る“エクスキューズ”を考えるのが、こんなに難しいとは。病んだ心では思いつきません…。
文学が非日常を表現する“異化”の手段なら、行為者だってある程度は逸脱しているのではないですか? これは弁護?
価値観の相違は他者と暮らしている以上避けられぬ現実で、いかに認めがたい―嫌いな―価値観を受け入れられるかが
大人の物差しだと、かつて、最愛の人に言われました。でも、この世にいるほとんどの人は子供なんです…。

傷つくことを恐れ、傷つけられるのも恐れ、切り開く意思を失い、現状に甘んじる―ぬるま湯につかる。
もし目の前に壁があったら、乗り越えるのでもなく壊すのでもなく抜け道を探そうとし、見つからなければ早めに諦めてしまう、
そんな自分の弱さが忌々しくもあります。強くなりたい、強くなりたい。それが今の望みかもしれません。

自分を冷静に分析しているように見えるかもしれませんが、実際、自分のことなんてよく分かりません。ましてや他人は(苦笑)
私だって、1年前と何が違いますか、と聞かれたら「分からない」と答えます。学生でなくなったくらいですもん…彼と同じで。
あ…でも1年前は打倒市船が最大の目標でした。何度も言ってますが(苦笑)今度は市船を見るためにSブロック指定。摩訶不思議。


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