Land of Riches
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2000年12月24日(日) |
ゆっくり風呂に入りたい。 |
なんでイブ日記のタイトルがこれなんだ自分…(呆) でも切実な願いかも。 入浴と通勤(所要時間30分強)は、今の私にとっては拷問タイムなのです。 身体を動かさず、頭だけ動いている時間は精神状態下り坂一直線に陥りやすいので、 別に忙しいわけでもないのに、出勤前にシャワー浴びる程度になってしまってます。 車中では読む物が必須。だから最近、以前なら立ち読みで我慢できた雑誌も結構買ってます。貧しいのに。
先週はサカマガを買いました。察しはつくと思いますが、本山さんに負けました。 フツウ―日本サッカー界屈指の“スーパー”サブが普通なら、誰が普通じゃないんですか(苦笑) 身内の方にはよく話してますが、本山さんの第一印象は「サインを頼んだファンへ礼を言う変な子」でした。 この人と出会えなければ、私のサッカーファン歴は1998年夏―フランスの後―で止まっていたかもしれません。 「変な子」のプレーが見たくて足を運んだSBSカップ以降、それまでの2年半、 フル代表を中心に回っていた私的日本サッカー界(笑)がぐっと若い年代へシフトしたのです。 (それまで自分より年下の選手は全く眼中になかったのです)
「変な子」と同年代の選手―今では日本サッカーのゴールデンエイジと呼ばれる―が 才能豊かなプレーヤー揃いだったことが、3年サイクルで趣味が変わる私をサッカーへつなぎとめました。 何より、その「変な子」自身が、ものすごく私好みのプレーをしてくれるのです。 今ではいろんなポジションに好きな選手がいますけど、一番好きなのは中盤。 ドリブルにしろスルーパスにしろ、守備陣を切り裂く瞬間にときめく私にとって、 両方を―片方が得意な選手はよくいますけど―選択肢に持つ本山さんは、 私に、貧しいイマジネーションを超えられていく快感を何度も与えてくれる超越者なのです。
何かにたとえるなら、迷わず「光」! 見るもの全てをくらませる輝きを放つ、光の化身です。 全てのものを優しく照らし温めるかと思えば、一点に集中すれば対象を焼き焦がせる力もある。 本山ヴィジョンが激化すると、私の目には、本山さんがうっすらと光を放っているように見えます(…) 光は形を持たず、また常に直進します。水や鏡で反射すると、特にまぶしさを覚えます。 (※水=昔『サッカーai』で城定さんが小野伸二さんを水にたとえてました)
本人も言っている通り、まだまだ発展途上。それでいて、多くのサッカーファンが 「本山」という名だけで、存在のみで(実際にピッチ上で動くのを見なくとも) 大きな期待を、はるかな未来を思い描けるのは、彼が日々積み重ねてきた結果だと思います。 他の誰でもなく、モトヤママサシ。もう既にそういう立場にある気はしますが、 “常に必要とされる”とまでは、至っていませんから…。
好きな選手はたくさんいますが、本山さんは「この人が好き!」と サッカーに詳しくない人にまで勧められる数少ないプレーヤーでもあります。 好きであることを誇りに思える人。五輪壮行試合の頃は特に強く感じてました。 長居の試合の後でしたか、周りの本山ファンが恥ずかしいと前置きしつつも 「もとやんが好きで良かった!」と口を揃えていたのは印象的でした。
…あ、でもヒガシでキャプテンはやってません! キャプテンは手島さんです!!(声大)
最近、えせファンと言われることが多いので(強く否定できないのも事実ですが(苦笑)) あえて聖夜に本山語りをしてみました。某新聞で語ったように、ファンに優しいところも大好きです。 それにしても、ガンバ戦秋田さん出場停止なのですね…行きますか…(なんだそれは)
2年前の天皇杯@仙台、本山コールにたった鳥肌は、きっと、一生忘れないです。あの感動をもう一度。
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