anxious for Heaven鳥かごなんて、最初からなかった。 |
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2006年10月16日(月) | |
ただ単に甘やかすことが愛情だとは思っていない ただ単に気遣うことが愛情だとも思っていない 最近 かなり頻繁に、怒声を浴びせたり これでもかというくらい否定をしたり ときには頬を思い切り平手打ちしたりする 気遣って優しく接するだけ、だとか 相手の気持ちを酌んで言葉を選ぶだけ、だとか そんなのが果たして『良い事』なんだろうか そんなのが果たして『尽くしている事』なんだろうか 違うだろどう考えたって 尽くすってのはただ、相手に低姿勢で対することでもなく 尽くすってのはただ、包み込むように存在することでもなく ましてや相手の想いに叶うように接することなんかでは絶対になく もっと強いものだと思う 少なくとも私は、ね だから 甘えてんじゃねーよ!と怒声を浴びせる 馬鹿じゃねーの?と否定をする いい加減にしろ!と平手を見舞う ただ、言いっ放し、やりっ放しには絶対にしない 何に対して甘えているというのか 何を指して馬鹿だと思うのか どうすることがより良い選択なのか それを伝えることだけは絶対に中途半端にしたくない 人前で しかもあまり見られたくないであろう人の前で さっき、思い切り平手をお見舞いしてきた しかもわざわざ引き摺りだして …双方から了承はとった、けど 奮起させるためには 吹っ切らせるためには あえて人前での恥辱が必要だ、と判断した 私と二人の空間で、時間で、いくらブン殴ろうとも それは『二人の間』での出来事でしかないから 見届ける第三者を立てた 悔しい? …うん 恥ずかしい? …うん いじけた? …ううん なら、それでいい、おやすみ …おやすみ 怒声を、否定を、平手を浴びせるたびに 自分が少しずつ損なわれていく気がする だって本当は 褒めたい、肯定したい、頭を撫でたい でもそれは『逃げ道を与える』ことにしかならない 今は逃げちゃダメだろう、そう判断している だから 逃避の手助けはしない リラックスする手助けはする 倒れそうなときに受けとめる手助けは厭わない ただ、ね 抱き留めはしても、そして撫でてあげはしても それより後ろに退がることは許してやらない 倒れて頭打って死ぬことにだけはさせないから クッションくらいにはなるから 回復するまで膝くらいは貸してやるから 前に進むのは辞めるなよ、と 平手を打たれた頬は痛いし、腫れるだろうけど 平手を打った手のひらだって、痛いし、腫れるんだぞ 絶対に、絶対に 『欲しい答え』だけ与えるだなんて そんな存在になんてなってやらないから ツンデレ(ツン:デレ=9:1)でも構うもんか! 口当たりのいい、穏やかな愛だけなんて与えるもんか! |
一緒にいられると思ったのは たぶん、間違いじゃない。 |
written by:Kyo Sasaki ☆メール☆ |
かこ : りすと : みらい |
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