橋本裕の日記
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セブから帰ってきて、1週間になる。セブにいた3週間は充実していたが、その後の1週間は対照的に怠惰な毎日だった。なんだか急に張り合いがなくなって、何をしても気持がのらない。それに連日の猛暑である。散歩に出かけても、途中で気分が悪くなり、帰ってきたりした。
毎年、夏には青春18切符を買って旅行をしていたが、今年は旅行をする気力も湧かない。とうとうお盆だというのに福井の実家にも帰らなかった。これまで一度も欠かさなかった先祖の墓参りも今年はあっさり中止してしまった。
そして、家の中にごろごろしていると、つい間食をしたくなる。冷蔵庫を開けて、なにかめぼしいものがないか物色するのは、われながら何ともあさましい姿だ。セブから帰ってきて体重を量ったが、ジャスト60キログラムで出発前と同じだった。ところが、帰ってきて1週間で3キロ近くも増えている。
体重が増えたせいか、体を動かすのが大義である。それで余計に運動不足になる。そして体重がさらに増える。こうした悪循環を断ち切らなければいけない。しかし、そう思いながら、妻の顔をみると、「饅頭が食べたい」などと戯言を言っている。
しかし、この怠惰もあとわずかだ。来週からは、部活の練習や、2泊3日の合宿もある。そして、27(月)から、いよいよ2学期が始まる。そうなればもはや怠惰を決め込むことはできない。残された数日間、書斎の万年床に寝そべって、この怠惰をたのしむことにしよう。
(今日の一首)
朝涼を探して歩む散歩道 蝉が路上で仰向けに鳴く
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