橋本裕の日記
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昨日で授業が終わった。先生や他の生徒達から「I’ll miss you」と言葉をかけられ、私も何度かこの言葉を口にした。ジセールとアートは贈り物とカードをくれた。マンツーマンのウイニーは手作りの鉛筆立てをプレゼントしてくれたし、リチャードもカードをくれた。
卒業式には100人近くの卒業生が参加した。雛壇で何人かの成績の優秀な生徒が表彰され、最優秀生徒には500ドルの賞金を受け取った。そのあと何人かの生徒のスピーチが続いた。私の隣に座っていた日本人の青年が最初に指名され、冗談を交えながらすばらしいスピーチをした。
そのあともう一人日本人の生徒がスピーチをし、そのあとに韓国人の学生たちのスピーチが続いた。みんな流暢な英語である。スピーチする人はあらかじめ決められているようだが、私は自分が指名されるのではないかと最後までヒヤヒヤした。
そのあと、一人ずつ名前が読み上げられ、雛壇に登って卒業証書を受け取り、責任者の先生と握手をてから正面を向き、先生と並んで写真を撮影する。大変緊張したが、会場からあたたかい拍手が起こり、感激した。
卒業証書は見開き式のブック型で、とても立派なものだった。証書にはグレード3と記入されている。来年も3週間CPILSに来て、今度はぜひグレード4の卒業証書を手にしてみたいものだと思った。そのためには苦手なリスニングを中心にこれから1年間、かなり勉強しなければならない。
卒業式の後、いったんホテルに帰ってから、MさんやHさんとロビンソンデパートに出かけた。そこでお茶を飲んだ。HさんとはTOPへセブの夜景を見に行って以来である。彼女は4ケ月滞在する予定で、日本に帰るのはあと1ケ月ほどあとだという。
MさんにしろHさんにしろ、フィリピンに留学すると言うと、家族がみんな「女性の一人旅は危ないからよしなさい」と反対されたという。本人達も不安でいっぱいだったが、来てみるとこの不安は解消した。二人ともセブでの生活が楽しいという。
このあと3人でZENへマッサージを受けに行った。それからロビンソンの隣にあるセブ・ミッドタウン・ホテルのレストランへ行った。そこで生演奏と女性ボーカル歌手の歌声に耳を傾けながら、ビールを飲み、チキンやベーコンの入った野菜盛りだくさんの料理を食べ、最後はデザートにアイスクリームを食べた。少し豪華な食事になったが、それでも3人で1000ペソ(2700円)だった。
32歳のHさんが加わり、座が若やいで盛り上がった。私達は日曜日にはセブを飛び立つ。Hさんは「親しくなった頃にみんな帰ってしまう」と寂しそうだった。Hさんは時々韓国人と間違えられるという。たしかに顔立ちが韓国系の美人である。もう少し早く知り合っていたら、一緒に楽しい旅ができたのに残念である。
(今日の一首)
友と飲み語れば楽しセブの夜 ナイトクラブのやさしい歌声
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