橋本裕の日記
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2007年08月08日(水) ロビンソン・デパート

 宿泊しているディプロマットホテルから歩いて10分のところにロビンソンデパートがある。私たちはここで毎日のように買い物をしている。そして、ときどき食事をしたり、コーヒーを飲んだりする。円をペソに両替するのもここだ。ここにくれば何でもそろっているので、とても重宝している。

昨日はデジタルカメラの写真をここでプリントしてもらった。Mさんと二人で100枚をこえる数である。1枚6ペソだから600ペソ(1600円)以上である。これを一緒に食事をしたり旅をした8人クラスの生徒や先生、ジセール、アート、ミミやリチャードたちに配ろうと思う。

プリントアウトまでに1時間ほど必要だと言われたので、その間にデパートの地下のスーパーマーケットに行って、マンゴーなどを買った。それから、ペソへの両替を済ませた後、2階にあるカフェテリアでアイスコーヒーを飲み、パンケーキを食べた。

あと少しで日本へ帰国する。Mさんはまだ帰りたくないという。家に帰れば認知症気味の母親の世話をし、息子の食事も作らなければならない。夏休みといっても、主婦には休みはない。しかしセブにいる間は食事の心配もない。私の場合もセブにいればあらゆる世俗的なできごとから身を避けていられる。しかしそんな楽しい時間も残りわずかになってきた。

Mさんは今年は勉強面でも遊びの面でも去年に比べて格段に充実していて楽しいという。私もこれに同感である。去年から先生を誘って食事をすることをはじめた。それが今年はさらにエスカレートして、先生達と旅までするようになった。

「教室や食事会と違って、1日ずっと一緒にいると、いろいろな日常的な場面で英語を使うでしょう。ああ、こんなときに、こんな風な英語を使うのかとわかって、とても勉強になるわね」
「実地の生活場面で実際に使われる英語がふんだんに聞けるわけだから、これは大変いい勉強法だね。ボクも3年続けてセブに来て、だんだんと要領がよくなってきた」
「それに、あちこち旅行できて、とっても楽しかったわね」

パンケーキを食べながらMさんとこんな会話を交わしているうちに1時間が過ぎていた。私たちはあわててフォトショップへ行き、出来上がった104枚の写真を受け取った。そしてホテルへ持ち帰り、旅の思い出をかみしめながら仕分けをした。

数えてみるとジセールの分が一番多く、彼女だけで30枚近くあった。こんなにジセールばかり撮っていたのかと思うと、Mさんの手前、少しきまりが悪かった。

(今日の一首)

 思い出の写真眺めてしみじみと
 出会いの幸を噛みしめている


橋本裕 |MAILHomePage

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