橋本裕の日記
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2007年03月26日(月) 菜花で花粉症が消失

 去年再発した花粉症が、今年も私に襲い掛かった。しかし、どういうわけか、1週間ほどで症状が消えた。私の周りでは、まだマスクを離せない人がたくさんいる。

 この話を妻にすると、それは「菜花のせいだ」という。妻が「花粉症に菜花がよい」という話を聞いてきた。そこで私の家では毎朝菜花が食卓に出るようになった。とくに花蕾の部分がいいのだという。

 菜花は花粉症だけではなく、いろいろなアレルギー症にもよいらしい。妻は何年か前から毎朝鼻水が出て困っていた。これも菜花を食べ始めたら治ってしまったという。

 そこで、インターネットで調べてみた。そして、菜花が実際に栄養満点であることを知った。菜花はビタミンAはホウレンソウ並み、カルシウムはほうれん草の3倍、鉄はブロッコリーの約3倍の量を含んでいるのだという。とくに花蕾の部分がいいようだ。

 菜花は良質のタンパク質やビタミン、ミネラル類が豊富なだけではない。アブラナ科特有の「イソチオシアネート」という成分を含んでいる。これはガン細胞の発生を抑制する働きがあるだけではなく、ドロドロになった血をサラサラにし、血圧を下げ血栓を予防する働きもあるらしい。

 散歩の途中、妻の畑によったら、菜花が咲いていた。まだしばらく、我が家の食卓には新鮮な菜花が食べられそうである。ありがたいことである。

(参考サイト)

「生活習慣病が気になったら菜花」
http://allabout.co.jp/health/healthfood/closeup/CU20030402A/
 
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 <つぼみも葉も栄養満点>

 菜の花はとても栄養価が高く、良質のタンパク質やビタミン、ミネラル類に富んでいます。五訂日本食品標準成分表によると、100g当たりのビタミンAはホウレンソウ並み、カルシウムはほうれん草の3倍、鉄はブロッコリーの約3倍の量を含んでいます。

 一般的に花蕾には、植物の持つ栄養がたくさん詰まっています。ですからその部分を食べられる菜の花を利用すれば、効率良く栄養をとることができるのです。また、アルカロイドを含んでいるため、ストレス解消や疲労回復などにも効果があります。

■アブラナ科の健康パワーに注目

 菜の花は、アブラナとも呼ばれているように、3〜5月に黄色の十字架状の花が密集して咲くアブラナ科の植物の総称でもあります。

 アブラナ科の仲間で野菜として食用されているものには、キャベツ、ブロッコリー、ケール、カリフラワー、芽キャベツ、ダイコン、ハクサイ、カブ、コマツナ、チンゲンサイ、ワサビなどがあります。最近では、アスパラガスの花も出回っていますよね。

 これらのアブラナ科の健康パワーが、今アメリカなどから注目を浴びています。というのは、アメリカ国立ガン研究センターは、ガン予防を目的とした食品の計画研究を『デザイナー・フーズ・プログラム』と呼び、ガン予防の可能性のある食品を約40種類ピックアップしています。

 それらの食品をデザイナー・フーズと呼び、それを重要度によって並べたのが、デザイナー・フーズのピラミッドです。アブラナ科の野菜は、積極的に食べたい野菜として紹介されています。

■アブラナ科にしか含まれないイソチオシアネート

 アブラナ科はなぜ注目されているのでしょう? それは、主としてアブラナ科野菜に含まれている成分「イソチオシアネート」を含んでいるから。これは、野菜の辛味成分のことで、唯一アブラナ科の野菜にだけ含まれているのです。ワサビや大根などの辛い野菜ほど多く含まれています。最近、このイソチオシアネートに、ガン細胞の発生を抑制する働きがあることが分かってきました。

 またこの成分は肉食生活でドロドロになった血をサラサラにし、血栓を予防する働きがあります。肉食に偏りコレステロールや血圧が気になる方、生活習慣病が気になる方は、アブラナ科の野菜を意識して多く摂った方がよさそうですね。

 イソチオシアネートは、野菜の細胞を壊すことで吸収しやすくなるという特長があります。ですから、アブラナ科野菜を食べる時には、よーく噛むことがポイント。また野菜ジュースとして摂取するのも効率良くとる方法です。

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(今日の一首)

 菜の花の蕾を食べてすこやかに
 今日も散歩す春風のなか


橋本裕 |MAILHomePage

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