橋本裕の日記
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2007年03月03日(土) |
青春18切符で福井へ |
先日、福井の母から、「3月になったら、一度帰ってきてね」と電話があった。そこでさっそく帰省することにした。この春は特別記念ということで、青春18切符が8000円である。いつもより3500円も安い。これで5日間、JRの普通と快速が乗り放題だ。さっそくこれを使うことにした。
母は弟の一家と暮らしている。弟には4人も息子がいる。夫婦共稼ぎなので、子育ては母が引き受けてきた。上の子は去年高校を卒業して、浪人している。今年も大学を受験し、今日明日にでも発表がありそうだ。合格のお祝いが言えればいいのだが、家計の都合で国公立大学しか受験できないから、なかなかたいへんである。
二番目の子が高校2年生。三番目が中学3年生で、もうすぐ高校の入学試験である。いくら共稼ぎでも、4人の育ち盛りの息子がいてはなかなか容易ではない。いやでも生活を切り詰めなければならない。母が入院するにあたり、私も多少お金を用立てたが、住宅ローンの返済をかかえて四苦八苦しているのはこちらも同じだ。
福井に帰ったら足羽川の堤防を歩いてみたい。今月号のHPの表紙の写真が足羽川である。桜並木が見える。暖冬だといってもまだ桜が咲いているとは思えないが、満開の桜を空想しながら歩いてみよう。それから、私の好物の「ヨーロッパ軒」のカツ丼も食べるつもりだ。
たぶん、福井に一泊することになるだろう。来月には父の17回忌も予定しているので、弟もまじえて、いろいろと打ち合わせもしなければならない。父が死んでもう16年とは、信じられない早さである。私も白髪がふえたわけだ。
(今日の一首) 足羽川桜並木は芽ぐみでも 歩けば浮かぶ爛漫の花
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