橋本裕の日記
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昨日は出張で豊橋へ行った。そこで定時制の研究大会が2時からあった。家で昼食を食べていては間に合わないので、10時前には家を出た。JR木曽川駅から豊橋行きに乗ったが、名古屋で途中下車した。学校の事務の人から、名古屋から豊橋まで往復切符で行くようにいわれているからだ。
名古屋まで通勤定期で行き、いったん下車して、改札口を出てから往復切符を買った。1800円である。片道1280円なので、これで760円ほど経費の削減になる。去年はこんな指示はなかった。JRが往復切符のサービスを始めたのは最近かもしれない。おかげで少し面倒なことになった。
それに経費削減をいうのであれば、そもそも定時制の研究大会を毎年豊橋でやらなければよい。名古屋ですれば、多くの教員の旅費を節約することができる。しかし、こうした発想はない。私が想像するに、研究大会に当てられている予算が乏しいのだろう。だから、安い費用で運営を行おうと思えば、名古屋に適当な会場を確保できない。どうしても遠隔地になる。
しかし、そのため、県は旅費を出さなければならない。会場費を安くできても、その何倍もの出費である。おなじ県費があてられているのだから、これは大きなロスだといわなければならない。これは縦割り行政の愚かしいところだ。
その上、時間的なロスも大きい。私の場合は、3時半には会場を抜け出し、大急ぎでJRに飛び乗り、名古屋まで行き、そこから地下鉄に乗り換えて、学校に出勤した。これでようやく5時15分からの1限目の授業にぎりぎり間に合った。出張の後、3コマも夜の授業がある。疲れている上に、風邪気味で咳が出て、のどが痛い。
そこで、いま流行の「数独」のプリントを生徒たちにやらせることにした。9×9=81のマスの中に数字がまばらに入っている。数字の入っていないマスに数字入れる。そのとき、3つのルールがある。
(1)たての列に、1〜9までの数字がすべて入る。 (2)横の行に、1〜9までの数字がすべて入る。 (3)3×3=9のマスからなる9個のブロックのそれぞれにも、1〜9までの数字がすべて入る。
単純なルールなので、生徒たちはすぐに了解した。3クラスとも、生徒たちは私語もなく、いつもの授業よりもはるかに集中している。私も生徒たちに負けないようにがんばった。これは面白い。病みつきになりそうである。
(今日の一首)
豊橋で昼飯をくう田楽に やっこにおから味噌汁うまし
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