橋本裕の日記
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2006年12月26日(火) 超初心株日記(7)

 今年始めた新しいことにネット株がある。去年の暮れに妻から100万円借りて、今年の1月から運用を始め、最終的には6社の株を保有した。購入した日付順に並べてみよう。

 1/13 ライブドア(100株)    6万8000円
 1/13 スターバックス(1株)    5万6400円
 1/18 スターバックス(1株)    5万5500円 
 1/18 ヤマハ(100株)     19万6500円
 1/31 トヨタ合成(100株)   22万9500円
 1/31 ヤクルト(100株)    26万000円 
 2/9 SBIホールディングス(1株) 7万000円  

 早々にライブドア事件があり、村上ファンド事件があった。4月6日には5年9月ぶりの高値1万7489円を記録したが、その後はぱっとしない展開だった。

 結局、ライブドア株は上場廃止の寸前の3月に、1株百数十円という安値で売却した。12月に入ってSBIホールディングスとスターバックスを安値で売却した。これによって、つぎのような欠損が生じた。

 ライブドア       △5万5900円
 SBIホールディングス △3万7000円 
 スターバックス     △7800円

     (欠損合計 10万0700円)

 しかし、さいわいなことに、他の3つの銘柄で、株価が大きく上がった。12/25現在での各銘柄の値上がり益は次の通りである。

 ヤクルト ○8万4000円
 豊田合成 ○4万1000円
 ヤマハ  ○4万9000円

   (株価の値上がり益合計 17万4000円) 

 結局この1年間の株式投資の総決算をすると、

  17万4000−10万0700=7万3300円

 ということになる。つまり現段階で株を清算すれば、100万円を投資して、7万円あまりのキャピタルゲインが得られるわけだ。利潤率は約7パーセントということになる。

 ところで、05年12月に各国の株式に100万円円投資していたら、一年後の06年12月現在、それが平均でいくらになっていたか、昨日の朝日新聞のマックス証券の広告に統計が載っていたので引いておこう。

 日本    98万1900円
 アメリカ 112万0700円
 中国   161万8900円
 インド  144万1100円
 ロシア  160万09700円
 ブラジル 132万5900円 
 イギリス 124万7100円
 ユーロ圏 130万0180円

 これを見ると、世界の多くの国でこの一年間でかなり株価が値上がりしている。主要国の中で株価が値下がりしたのは日本くらいだが、そうした逆境の中で100万円を107万4000円にしたのだから、初心者にしてはまずまずの出来といえる。

 株投資をはじめて、いろいろと勉強になった。一攫千金をねらったライブドアもSBIホールディングスは大失敗だった。しかし、運用資金の大半をつぎこんだのは社会的に信用の高いヤクルト、豊田合成、ヤマハである。この堅実さが最後にものを言った。

 もともと株を始めたのは、定年後の退職金の資金運用を睨んで、トレーニングをしておくためである。しかし、途中から面倒になって、ほとんど放置状態になった。そして最近はパソコンなどを購入するために20万円を引き出した。現在、所有株の時価総額は87万円ほどである。これをいずれは100万円にして、妻に金を返してやりたい。


橋本裕 |MAILHomePage

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