橋本裕の日記
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| 2006年12月10日(日) |
仲間で楽しむ小浜の旅 |
生憎、雨の二日間だった。昨日は青郷で降りるつもりだったが、その手前の若狭高浜で降りて、宿のある若狭和田まで、北さんと二人で歩いた。宿についたのは3時前で、予定より2時間も早かった。
宿で二人で雑談したり、風呂につかっているうちに5時を過ぎて、eichanとぺこちゃんが到着した。それから4人で宴会場に向かった。ビールを飲み、カニを食べる。最後はカニ雑炊である。9時頃部屋にかえり、11時過ぎまで語り合った。
eichanやぺこちゃんとは1年振りである。しかし、そんなに久しぶりという感じはしない。もう6年以上続いているので、お互いに気心も知りあっている。それでもeichanやペコちゃんは、教員の私や北さんとは違う世界で経験を積んでいるので、人生についてまた違った考えや感じ方ができる。色々な人の、色々な体験を聞くだけでも参考になり、面白い。
2日目の今日は、私が小浜を案内した。小浜駅を降りた後、八百比丘尼の墓や尾崎放哉ゆかりの常高寺、山川登美子の碑のある小浜公園、そして三丁町の古い街並みや小浜城の城跡など、主だったところを2時間あまりかけて見て歩いた。
12時過ぎに海沿いの若狭フィッシャーズ・ワークで昼食をとり、土産を買った。そのあと、喫茶店でコーヒーを飲み、おもむろに小浜駅へ向かい、2時31分の敦賀行きの電車に乗り込んだ。
敦賀でeichanやぺこちゃんと、岐阜で北さんと別れた。木曽川駅に妻に迎えに来てもらい、7時半頃家に帰ってくると、eichanから写真付きのメールが届き、会員制の「掲示板」にはこんな書き込みがあった。
<橋本さんのおかげで小浜の町を知ることができました。以前、国道沿いの若狭フィッシャーズ・ワークには行ったのに、小浜の町はまったく知らないでいたものです。随分と歴史的な伝統のある城下町だったのですね。
小京都と言われるだけに、私のふるさと京都の街並みを思い浮かべながら見たものです。今回の万葉の旅で小浜の歴史を知ることができたのは大きな収穫です。今後は小浜に親しみが持てます。ありがとうございました。来年また再会できるまで、皆様、どうぞお元気に>
お天気はいまいちだったが、3人のおかげでたのしい二日間を過ごすことができた。小浜の町も気に入ってもらって、とてもうれしい。来年もまた、ぜひ万葉の旅を続けたいものだと思った。
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