橋本裕の日記
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2006年11月14日(火) ミクシイを楽しむ

国内最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であるMIXIの会員が700万人を越えたようだ。じつは、私も1ヶ月ほど前から会員である。ここにブログを書いたり、いくつかのコミュニティにも参加して、会員たちとの交流を楽しんでいる。

 MIXIのことを知ったのは今年の夏、セブに留学しているときで、なんとセブの英語学校「CPILS」のコミュニティまであった。しかも会員数が201人もいる。MIXIの会員になって、真っ先に入会したのがここだった。その後、英語学習や英語留学、世界旅行に関したコミュニティにいくつか入会し、貴重な情報を得ている。

 この夏にCPILSで知り合った今さんやタローさんも会員なので、MIXIを通してコミュニケーションをしている。今さんは一週間ほど前からまたセブで英語を勉強し始めたようだ。その様子を毎日ブログに書いているので、読むのが楽しみである。日本にいながらセブに行ったような気分にしたることができる。

 さて昨日、「ヨーロッパ軒」で検索したら、このコミュニティ(なんと会員数714名)がしっかり存在していた。迷わずこれに参加し、こんな入会の言葉を書き込んだ。 

<高校まで福井で育ちました。金沢の大学を卒業して、今は愛知県で高校教師をしていますが、福井市の片町にある本店は青春の思い出がいっぱいです。実家に帰省するときには必ず食べに行きます。

 しかし、愛知県から福井までは遠いので、ちょくちょく食べに行くのは敦賀の本店の方ですね。それから敦賀の駅前店にも行きます。

 若狭に遊びに行くときには、敦賀で途中下車をしてでも食べます。駅前店は近いのでたすかります。もちろん家族への持ち帰りもここで買います。明くる朝、カツサンドにして食べても最高においしい。

 ヨーロッパ軒のソースカツ丼は最高です。つらいことがあっても、ヨーロッパ軒のソースカツ丼を食べに行くぞと思えば、たいていのことは辛抱できます。ほんとうに故郷の味はありがたいですね>

 「ヨーロッパ軒」の創業者、高畠増太郎はドイツ・ベルリンの日本人倶楽部で6年間の料理研究の留学を終え、明治45年帰国した。そして、ドイツ仕込みのウスターソースを日本人の味覚に普及さすべく苦心を重ね創案致し、翌大正2年東京で開かれた料理発表会にて日本で初めて披露したのが、この「ソースカツ丼」だという。

「薄くスライスした上等のロース肉を、目の細かな特製パン粉にまぶし、ラード・ヘッドでカラリと揚げたカツを、熱々のうちにウスターソースをベースに各種の香辛料を加えた秘伝のタレにつけ、熱いご飯にタレをまぶした上にのせたカツ丼。油臭さがなくサラリとした歯触りはもちろん、ツーンとした甘み&酸味が醸すまろやかな口当たりは、どなたにもおいしくお召し上がりいただけます」(ヨーロッパ軒のHPより)

  http://homepage2.nifty.com/yo-roppaken/

 大正2年11月2日、東京都早稲田鶴巻町(新宿区)にヨーロッパ軒誕生。屋号はヨーロッパで修行したことに由来し、当時としてはハイカラな屋号だった。ところが、大正12年9月の関東大震災により灰燼と化した。翌13年1月に郷里福井の片町通りに福井ヨーロッパ軒誕生。現在にいたっている。私の両親も、祖父母も、曾祖父母までが、このヨーロッパ軒で同じカツ丼を食べていたわけだ。

  MIXIの会員になるにはすでに会員になっている友人の紹介があればよい。そうするとブログを書いたり、何万とあるコミュニティに参加して、同好の士たちと交流をたのしむことができる。友人の友人ということで、人の輪が広がっていく。友人関係を主体にしているので、雰囲気もおおむね良好である。これはありがたい。


橋本裕 |MAILHomePage

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