橋本裕の日記
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2006年11月12日(日) 山頂は雪だった

 昨日から一泊二日で大阪や湯の山温泉へ家族旅行をした。長女や次女もいれて一家4人がそろうことは少なくなった。ましてや一泊旅行などなかなかできない。振り返ってみると、去年3月にタイに行って以来のことだった。

 昨日は大阪のユニバーサル・スタジオへ行った。ここが3度目だという長女の案内で、まず一番のおすすめだという「スパダーマン」のアトラクション会場に向かった。たしかに、これは面白かった。臨場感あふれるセットをスペースマシーンにのって移動するのだが、そうすると3D映像で色々な怪物が襲いかかってくる。迫力満点だった。

 このあと見た「ウオーターアイランド」も面白かった。私は映画は見ていなかったが妻たちは映画もみていたようだ。水上スクーターを使った戦闘シーンの実演は迫力があったし、実際に飛行機が観客席のすぐ前まで飛び込んできたのには驚いた。この他、「ジェラシックパーク」や「E・T」など、主なところを見て回った。これらは私も映画で見ていたので、馴染みがあった。

 土曜日なので人出が多いと思ったが、雨のせいかそれほどでもなかった。それでも長い列ができている。さいわい長女がエクスプレス・パスを買ってくれたので、私たちは列に並ぶ必要もなく、効率的に見て回ることができた。まさにお金が物を世界である。特権階級になったようで気分が良かったが、長蛇に列に並ぶ立場になったら腹が立つのではないかと思った。

 湯の山温泉には7時半すぎについた。旅館は渓流沿いの静かなところにあった。予定より30分以上も遅れての到着で、さっそく夕食になった。目玉は松阪牛の鉄板焼きだったが、これが口の中でとろけるようにおいしかった。その他、カニや刺身の盛り合わせ、エビの塩焼きなど、とても食べきれないほどである。料理の豪華さがこの旅館の売りだときいていたが、大いに満足した。

 食事の後、風呂に入ると、体重が2.5キロも増えている。この一年間、つねに60キロ未満だった私の体重が、一気に61キロを越えていた。「わあ、これは大変だ。明日は絶食だ」と思わず叫んでいた。露天風呂は40分の時間制で家族貸し切りになっていたので、前半の20分を私ひとりでゆったりと使った。

 翌日は、絶食する誓いはすっかり忘れて、朝食をしっかりたべた。それから、ロープウエイで御在所岳の頂上をめざした。生憎の天気だったが、それでも中腹の見事な紅葉をそれなりにたのしめた。頂上では、雪の舞う中で記念撮影をした。娘たちは雪を楽しんでいたが、氷点下1度という低温に私や妻は耐えられず、早々と下山した。

 途中、ファミリーレストランで昼食をすまし、長女の運転する車で一路わが家をめざした。思ったより早く、4時過ぎには家についた。旅の企画や費用の多くを長女が負担してくれた。今年は私たち夫婦が結婚して25周年の年である。おかげで今回の旅はそのよい記念になった。


橋本裕 |MAILHomePage

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