橋本裕の日記
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2003年06月01日(日) 釣鐘草

 妻が近所のお宅に咲いている釣鐘草を貰ってきて、玄関の花瓶に活けた。帰ってきた私を、この白い花がいつもやさしく迎えてくれる。釣鐘草はその形から来た名前だろう。蛍袋とも風鈴草ともいうと歳時記に書いてある。

  玄関のともしび白し釣鐘草    裕

  玄関でお辞儀して咲く釣鐘草   英一

 たまたまeichanのHPの「一日一句」にお邪魔したら、釣鐘草の俳句にお目にかかった。
 eichanの他の句も紹介しよう。

 そよ風と若葉があればそれでいい
 妻作る娘の弁当柿若葉
 野菜苗伸び行く朝のうれしけれ
 ベランダに赤いバラ咲き子の笑顔
 陽が落ちて蝙蝠の飛ぶ池の上
 仏壇にさ庭で摘みし釣鐘草
 玄関にひょいと顔出す釣鐘草
 蓮華草咲いている丘風さやか

<釣鐘草、今年はとりわけ繁茂してたくさんの花を楽しませてくれています。花は筒状になっていて、お辞儀しているように見えました。・・・短歌や俳句を詠むおかげか、今まで見えてなかったものが見えてきたのかもしれません。私の住んでいる街がこんなに美しいとは思っていませんでした。花や鳥。自然に溶け込み、自然と対話するのはとても楽しいものです。人は自然の中に生かされているのだと思えてきます>

 eichanの句、ほのぼのと温かく、清々しい。こうした日常の小さな幸せがほんとうの幸せなんだなと実感させてくれる。この温かくて爽やか感性を大切にしたいものだと思う。


橋本裕 |MAILHomePage

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