橋本裕の日記
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四ヶ月ほど前のことだが、妻の父親が高血圧で眼底出血を起こして一時的に失明した。そこで私も怖くなって、血圧計を買って測りだした。驚いたことに、血圧が軽く190を越えていた。さっそく病院にいって、職場で定期的に受けているデーターを見せると、 「ほんとうなら、5年前から薬を飲んでいなければならない状況です」 心筋梗塞や脳梗塞がいつおこるか分からないという。医者にとても危険な状態だときかされて、私も血圧を下げる薬を飲むことにした。
血圧が上がるのは塩の取りすぎが原因のようだ。日本人は平均で一日12グラム以上も摂取しているが、必要量はたった1グラムだという。つまり10倍以上も摂りすぎている。国際的にも突出していて、「日本人は塩食い人種だ」と言われているそうだ。
食パン2枚食べると、1.6グラムでもう必要量はとっている。私の大好きな漬物や味噌汁も塩が多量にふくまれているので控える必要がある。国際基準の5グラム程度に減らすことができれば、かなり血圧が下がる可能性があるという。ちなみにほとんど塩を摂らないエスキモーやインデアンは歳をとっても高血圧になることはない。高血圧も文明病ということらしい。
赤味噌は白味噌に比べて、2倍も塩が入っているとのこと。そこで、わが家の食卓も、白味噌になった。それからとっても酸っぱいリンゴジュースを飲まされることになった。酢が入っているらしい。酢が血圧を下げるというので、妻がこんな変な味のするジュースを買ってきた。かぼちゃも薄味、味付け海苔も廃止して、ただの焼き海苔になった。食卓では原則醤油は使わない。
寿司のシャリには酢の他に多量の塩が入っているということでこれも控えねばならない。好きないなり寿司もあげの味付けに塩がたくさん使われているらしい。ラーメンの汁もだめ。かまぼこやちくわなどのねりものもだめ。ハムもだめ、ケーキや饅頭やチョコレートなどのお菓子もだめなようで、これからはほんとうに味気ない生活になりそうだ。しかしこれも健康の為だ。これまでの食生活をあらためるチャンスだと思って、がんばるしかない。
ところで昨日3回測ったうちの最高血圧は164だった。今朝は147。ひところ190以上もあった血圧が、この一週間でじわじわと下がり、とうとう150を切った。体がすこぶる楽チンである。たとえていえば、これまで軽自動車に4人乗りしていたのが、普通自動車を一人で運転している感じである。食事療法の他に、薬を飲み出したことが大きいのだろう。ここで安心しないで、これからも摂生を続けていきたい。
(参考文献) 「血圧を下げる安心読本」 渡辺孝著 主婦と生活社
<今日の一句> 湯浴みして 血圧を見る 春の宵 裕
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