橋本裕の日記
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2002年10月24日(木) あきれた授業風景

 教員と生徒がお互いに言いたいことを言い合えるというのは、いいのか悪いのか・・・。最近、私はよく教室で「バカヤロウ」を連発するようになった。今日紹介するのは、二日前の、ある理系クラスの授業風景である。

 授業をしていたら、紙飛行機が飛んできた。もともと体調不良の上、機嫌の悪かった私は、これで完全にキレた。「バカヤロウ」と怒鳴って、床に落ちた紙飛行機を思い切り蹴飛ばすと、それが居眠りをしていた生徒の頭を直撃。彼は自分が叱られたのかと思って、キョイトンとしている。あちこちでクスクス笑い。私もつられて笑ってしまった。

 このクラス、週になんと7時間もある。2時間の日が2日。しかも理系クラスなのに、数学の出来ない生徒が多い。おしゃべり、携帯、ゲームが日常的に見られ、さらにその日は紙飛行機・・・。私も紙飛行機で遊びたい気分だが、真面目にノートをとり、私の話に耳を澄ませてくれている生徒もいる。そういう生徒のことを考えると、クラスの規律を乱す連中に腹が立つ。

「おれ、今にキレルからな」とか、「キレたら怖いぞ」「お前ら、幼稚園児か」とか、私も時には恫喝したり、言いたいことを言う。そうやってストレスを発散させないと、血圧が上がるし、心臓も悪くなりそうだ。

 50歳を過ぎて、こうした品性のないことでは恥ずかしい。しかし、年々おしゃべりや携帯が目立つようになった。意欲のない生徒を見ていると、何だか授業をするのが面倒にもなってくる。できれば今すぐにでも教員を辞めたいのだが、残念ながら、まだ世界放浪の旅に出るわけにはいかない。

(今日の日記は先日、北さんの掲示板に書き込んだものをおおよそ転用した。読み返してみると、随分弱気で後ろ向きな内容だが、たまにはこんな日記もいいだろう)

<今日の一句> 満月に 雲が流れて 虫の声  裕


橋本裕 |MAILHomePage

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