橋本裕の日記
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昔の日記からの詩の引用も、今日で終わりたい。しかし、手元に置いて読み返したい詩、過去の生活の匂いを持っていて、愛着を覚える詩がまだいくらもある。近々「橋本裕人生詩集」として、38篇ほどをHPに載せてみたいと思っている。
ほんとうのこと
ほんとうのことは 難しい言葉を使わなくても やさしく表現される
深さというのは 森の湖のようなもので 表面を覆っている いらないものを捨てきれば しぜんに底まで見えてくる
このことがわからずに 人は虚飾の迷路に入り むつかしい言い回しを考えて 頭がいいなどと自惚れて 湖の表面をかきまわすので ますますほんとうのことがわからなくなる
(1986年4月26日)
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