橋本裕の日記
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今年は正月に大雪で帰省できなかったので、この連休に3カ月遅れで福井に帰省するつもりだった。さいわい、大学生の長女も三重から帰ってきたので、一家四人でそろって、母や弟の一家に会いに行こうと楽しみにしていた。
ところが、直前になって、福井の母から電話で、弟の息子が二人もインフルエンザでダウンしたという情報が入った。これでは出かける訳にはいかない。こっちが伝染してもいけないし、第一向こうも大変である。
母は弟一家と暮らしているが、弟夫婦は共稼ぎ。弟は建設関係でいつも夜が遅い。嫁さんは病院の薬剤師をしていて、夜勤や宿直がある。4人の男の子がいるが、この腕白坊主たちを、母がこの十年以上面倒を見て育ててきた。こんどインフルエンザにかかったのは中学生の長男と小学生の3男らしい。
母は現在70歳を超えている。この歳で男の子ばかり4人の面倒を見るのは大変である。事実去年の暮れには肝臓を患って入院したが、これも過労による体力の低下が原因らしい。しかし、一番下の子はまだ保育園なので、長く入院している訳にもいかない。
福井に帰れなくなって、残念だった。「あんまりむりをしないで」と電話で言っておいたが、「でも、私ががんばらなくてはね」と母。たしかに、福井の弟の一家は、母ががんばらなくてはしかたがない状況にある。長男の私は母にらくをさせてやりたいと思いながら、どうにもならない。あいかわらず、親不孝を決め込むしかない。
心配なのは、母がインフルエンザにかかることだ。老齢に加えて、疲労が重なれば抵抗力が落ちて、ひとたまりもないだろう。そうすると、また肝臓症状が悪化するかも知れない。状況をそこまで悪化させない手だてがないものだろうか。そんなことを考えているうちに、昨日は一日が暮れてしまった。
荒海に水仙の花しづまれり 裕
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