橋本裕の日記
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少し前までは、私たち一家4人は大晦日に福井に帰省し、母や弟一家と正月を迎えていたが、数年前から、正月は自宅で迎えるようになった。妻と娘二人と私と、犬のリリオ君と、「4人+1匹」での水入らずの正月である。
家族だけで迎える正月も悪くはない。家族のぬくもりを実感するひとときである。そんな思いで昔の日記を読み返していたら、1987年1月7日(水)の日記に、「家族」という題の自作の詩を見つけた。
家族
こうしてひとりで家に残されていて 娘のおもちゃや 妻の上着などを眺めていると 淋しいような それでいて嬉しいような 豊かな気持になる 声もしないし 顔も見えないけど 確実に彼女たちは 私とともにある 家族という魔法のような あたたかい世界 そのなかでやすらっている 私自身や親しい者たち これこそ人生のゆたかな恵みだ
2001年も今日で終わりである。この一年を振り返ると、家庭生活面では、長女の大学進学&別居という変化があった。社会的には小泉内閣の登場だろう。株価の下落や、失業率の上昇など、不景気がいっそう深刻化した一年でもあった。
国際的には何と言っても、アメリカで起きた同時多発テロと、その後の、アフガニスタン情勢の変化である。パレスチナ紛争もにわかに危機的状況を迎え、予断を許さない。
この正月を家族で迎えられない人々もいるだろう。とくに国がみだれているアフガニスタンの人々はたいへんだろう。難民キャンプにももう雪が積もっているのではないだろうか。
日出て耕し 日入りて 憩う 帝徳いずこにありや
中国の古詩集「詩経」のなかの一節である。こうした「平和」と「憩い」が、一刻も早く地上に実現することを祈らずにはいられない。
それでは、みなさん、よいお年をお迎え下さい。
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