橋本裕の日記
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2001年12月31日(月) 家族で迎える新年

 少し前までは、私たち一家4人は大晦日に福井に帰省し、母や弟一家と正月を迎えていたが、数年前から、正月は自宅で迎えるようになった。妻と娘二人と私と、犬のリリオ君と、「4人+1匹」での水入らずの正月である。

 家族だけで迎える正月も悪くはない。家族のぬくもりを実感するひとときである。そんな思いで昔の日記を読み返していたら、1987年1月7日(水)の日記に、「家族」という題の自作の詩を見つけた。

   家族

   こうしてひとりで家に残されていて
   娘のおもちゃや
   妻の上着などを眺めていると
   淋しいような
   それでいて嬉しいような
   豊かな気持になる
   声もしないし
   顔も見えないけど
   確実に彼女たちは
   私とともにある
   家族という魔法のような
   あたたかい世界
   そのなかでやすらっている
   私自身や親しい者たち
   これこそ人生のゆたかな恵みだ

 2001年も今日で終わりである。この一年を振り返ると、家庭生活面では、長女の大学進学&別居という変化があった。社会的には小泉内閣の登場だろう。株価の下落や、失業率の上昇など、不景気がいっそう深刻化した一年でもあった。

 国際的には何と言っても、アメリカで起きた同時多発テロと、その後の、アフガニスタン情勢の変化である。パレスチナ紛争もにわかに危機的状況を迎え、予断を許さない。

 この正月を家族で迎えられない人々もいるだろう。とくに国がみだれているアフガニスタンの人々はたいへんだろう。難民キャンプにももう雪が積もっているのではないだろうか。

   日出て耕し
   日入りて 憩う
   帝徳いずこにありや

 中国の古詩集「詩経」のなかの一節である。こうした「平和」と「憩い」が、一刻も早く地上に実現することを祈らずにはいられない。

 それでは、みなさん、よいお年をお迎え下さい。


橋本裕 |MAILHomePage

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