橋本裕の日記
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2001年10月03日(水) 在日米軍に51億ドル

 米国防総省の「共同防衛に対する同盟国の貢献に関する報告」2001年版によると、現在、在日米軍45,000人に対し、日本の年間負担額は約51億ドルを越えている。これはダントツの世界一で、二位のドイツ(13億ドルあまり)以下24カ国の合計33億1700万�砲鬚呂襪�に上回っている。

 その内訳は、いわゆる「思いやり予算」にあたる労務費、施設建設費、水光熱費など、実際の財政支出を伴う「直接支援」が39億5700万ドルで、残りの12億ドルあまりが基地の地代や税金の免除などの「間接支援」ということである。

「思いやり予算」には、米軍基地で働く2万3千人ほどの日本の民間人の人件費と、駐留米軍の電気/ガス/水道代が含まれる。日本人労働者には、ゴルフ場のマネージャーやスロットマシンの修理係、料理人が含まれている。アメリカ軍の内部資料によると、「日本は一番経済的にアメリカ軍を駐屯させる事が出来る国なので、軍の移転や縮小は考えられない」と書かれている。

 ところで、日本がこれほどの税金を費やしてアメリカ軍を駐留させているのは、「アメリカが日本を守ってくれている」と考えるからだ。しかし、同じ質問をアメリカ人にすると、「日本が再び軍国化するのを防ぐため」という解答がかえってくる。そしてかって日本に侵略されたアジア諸国もまた、アメリカ軍の日本駐留の意義を同様に考えている。

 そうすると、日本は自国が軍国主義化しないために、年間51億ドル以上の税金を費やして、外国の軍隊に駐留してもらっているということになる。そればかりではない。アメリカが他国と戦争するばあい、その重要な前進基地となる日本がまず敵の標的にされるだろう。アメリカ軍のプレゼンスはかえって日本の平和を脅かしている。

 この滑稽で愚かしい現実に多くの日本人は一刻も早く気付くべきだろう。51億ドルものお金を、アジア友好のために使えば、はるかに効果的だし、日本の平和にも役立つのではないだろうか。


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