橋本裕の日記
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2001年10月01日(月) 雨の日曜日

 昨日はテニスの新人戦大会だったが、途中から雨に降られて、各会場とも途中で試合は中止になった。途中で雨にふられるというのは最悪である。選手は雨の中で試合、応援の生徒もずぶぬれである。

 試合は正午前に中止になったが、生徒を最寄りの駅まで送って、家に帰るとすでに2時を過ぎていた。予定の試合を消化できず、後日又出直さなければならない。せっかくの休日も台無しで、疲労感ばかり残った。

 そんなことで、気分は最悪だった。妻に「高橋尚子がベルリンで走っているわよ」と言われ、テレビをつけたが、気持が乗らない。しかし、他に何をするという意欲も湧かないので、ぼんやり眺めていた。

 しかし、可憐な彼女の走りを眺めているうちに、次第に画面に引き込まれていた。シドニー五輪女子マラソンの金メダリスト、高橋尚子の走りは見事だった。そして女子で史上初めて2時間20分の壁を破り、2時間19分46秒の世界最高記録を樹立して見事に優勝。ゴールインした瞬間、私も感激して思わず涙ぐんだ。

 ゴールした後の彼女のさわやかな笑顔を見ているうちに、憂鬱な気分はすっかりどこかに消し飛んでいた。日本人の場合、勝ってもいかにも万感籠もったような涙のゴールシーンになりがちだが、彼女や彼女を迎える監督は、終始笑顔で明るく喜びを表現していて好感が持てた。

 気がつくといつの間にか、彼女の胸にメダルがかかっている。表彰式のような仰々しいものはなくて、主催者側からさりげなく彼女に手渡されたのだろう。こうしたことも、私の気分をおおいに愉快にしてくれた。


橋本裕 |MAILHomePage

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