橋本裕の日記
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オランダの海水浴場にはトップレスの女性が珍しくないという。ヌーディスト・ビーチでは、男女が一糸まとわぬ姿で砂浜に寝そべっている。有名なリゾート地でヌーディストビーチとして有名なのは「Scheveningen」で、これは日本人が聞くと「スケベニンゲン」に聞こえるという。
オランダの女王様の住むハーグ市の市営プールは週一回、ヌーディストのための日があり、この日は水着を着た人は入れない。こうしたことは日本では考えられないだろう。
倉橋さんは「物語オランダ人」のなかでヌーディスト村について書いている。そこでは男女がやはり一糸まとわぬ姿で生活している。近くのゴルフ場のコースからその様子が丸見えなので、日本人は決まってスコアを乱すのだそうだ。
オランダ人は裸を恥じるという意識に乏しいのかもしれない。倉橋さんがアムステルダムのアパートに一家で暮らしていたとき、若い女性が裸のまま暮らしているのが向かいの窓越しに見えたという。裸のままベランダに出て、道を行く人と話をしたりするので、慣れないあいだは気になって仕方がなかったらしい。
こうした話を聞くと、私もオランダに移住してみたくなる。オランダでは人種差別がなく、異世代交際もさかんだというから、日本では味わえない楽しみがいろいろとありそうだ。
オランダでは子供にも性行為の自由がみとめられている。性行為をしても罰せられない年齢を16歳から12歳へと引きさげる法律が、1991年に成立したからだ。改訂されたオランダ刑法247条はこう規定している。
「16歳未満の者(男女問わず)とのセックスを禁じる。ただし12歳以上16歳未満の場合、子供自身、法的な代理人、幼児保護組織のいずれかによる公式の申し立てがないかぎり、起訴はされない」
子供が同意してさえいれば、12歳の子供とセックスしても、法的には罰せられない。12、3歳の子供と大人とのあいだで、愛をはぐくむことができるようになったわけだ。これまではセックスの対象が高校生以上でなければならなかったのが、中学生、あるいは小学生でもよいというのだから、これには世界が驚いた。
オランダは「自由」の国である。思想、信条、経済活動や政治的自由はいうまでもないが、セックスの自由も世界の最先端を行っている。たとえば同性同志の結婚も自由で、実際アムステルダムのアパートに住んでいると、上下、両隣を合わせた5軒のうちの1軒はこうした人たちが、「普通に」暮らしているという。
北欧やドイツでもポルノ出演は18歳以上に限られているが、オランダでは16歳以上ならかまわない。だから、現役女子高生が登場するポルノ雑誌がある。たとえば1975年に創刊されたセックス雑誌『セヴンティーン』は直後から爆発的に売れまくり、現在では英、独、仏も加えた四ヶ国語版を発行し、売上高ナンバー1を誇っている。
オランダは安楽死や、麻薬、売春の自由を、世界に先駆けて認めてきた。そしてついには、子供たちがセックスする自由まで認める。個の権利を最大限に尊重し、民主主義の最先端に位置するオランダだから、こんなことが可能なのだろう。
禁じるよりもオープンにし、管理するのがオランダのやり方だ。高校生にセックスを禁じ、純潔を守れと騒ぎたてたところで、効果があるわけではない。むしろ容認して、きちんとした性教育をほどこす方がずっと有益だろう。
しかし、中学生や小学生にまでセックスの自由を認めるのはどうだろうか。オランダの高校にも修学旅行のようなものがあるらしいが、カップルは同じ部屋に泊めるという。これも驚きである。
(参考サイト) 紳士はロリータがお好き 自由の国オランダ
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