罅割れた翡翠の映す影
目次|過去は過去|過去なのに未来
| 2002年05月27日(月) |
日も高い夜の町の中で 缶太郎 |
『過去に何があったって、缶ちゃんは缶ちゃんだよ』 って、言ってくれたヒトが居た。 嬉しかった。
涙を我慢して、いつもの表情をする。 ほぼ自動的に行われるこの作業が、今日はとても苦労を伴った。
そして疲れていて、眠くて、意識を手放してしまっていた。
気付けば見慣れた部屋、日が沈んで間もない時刻。 なにもせずに、家に帰っていた。
時間は無駄にしたのかもしれない。 でも、その一言だけで。 僕は今日のそれを忘れない。
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