J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2006年02月03日(金)    抱きたい!だが、だめだ!一夜の夢は終わったのだ・・・!

J (3.秘密の恋愛)

11. 一夜の夢 (41)


私はレイをみつめる。
すやすやと私の腕の中で眠っている。
私に身を預け安心しきっている表情がわかる。

(・・レイ・・)

みつめていると堪らなく愛しい気持ちになる。
愛しくて愛しくて愛しくて・・

・・ああ、だめだ!
昨夜の余韻が身体中に残っている。
君をみつめているだけで、もう、俺は・・!

(私の“私自身”がむくり起き上がる!)

夢でなく現実にレイ、
君を俺のものにしたい・・
もう一度、確かめるように君と交わりたい・・


抱きたい!

だが、だめだ!

一夜の夢は終わったのだ・・・!


ああ、だけど、、
だけど!
裸の君を抱いていて“俺”は我慢できないよ。。

堪えかねてぎゅうっときつく抱きしめる私。
目を覚ますレイ。

(くどうさん・・?)
(・・レイ、、ちゃん、!)


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