J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2006年01月27日(金)    レイの右手は“私自身”をレイの蜜園に導く。

J (3.秘密の恋愛)

11. 一夜の夢 (36)


(れいちゃん?)

不意に動いたレイの右手。
なされるままに私は、
不思議を感じながら問いかける。

れいちゃん?
そんなことしたら、、だめだよ、、。
イっちゃうよ、、?

レイは答えない。
だが私の頭にはかつて見た夢(参照こちら)が浮かび、
レイの声を聞く。

  ・イッテはダメ!・
  ・イク時は私の中で、、・


かつての夢とこの夜の夢が私の脳裏で重なる。

もしや、、
もしや、これは夢!?
あの夜見た夢と同じに夢なの!?

レイはこくんと首を縦に振り、答える。

そう、これは夢。。
一夜の夢、、。

くどうさん、、ごめんなさい。。


そう言って。
レイの右手は“私自身”をレイの蜜園に導く。
“私自身”の先端が“レイ”の蜜に濡れる。
“私自身”の感涙の雫と“レイ”の蜜が交わる。

レイは腰を少し動かし“私自身”を向かい入れようとする。
感涙の雫と蜜に濡れ滑らかになった“私自身”は、
スルリとレイの蜜園に頭を入れる。

(うっ・・)

私はたまらず声を漏らす。
ピカピカピカと私全体に眩い電流が走る。
まるで“私自身”はコンセントに差し込まれたプラグのようだ。
レイに先端が入っただけで身体中に火花を散らしながら電気がほとばしる。


(あっ・・ん)

レイも同時に声をあげる。
レイの体内にもまた同様に電気が走っていた。
ふたりの魂の炎が交わって電気になり、
互いの体内を駆け巡る。。。


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