J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2006年01月26日(木)    そして私たちは。そのままの状態で最後の夢を見たのです。

J (3.秘密の恋愛)

11. 一夜の夢 (35)


この時私は確かにレイを抱いていました。
その部分は交わっていなくても、
抱いて身も心もひとつに交わっていました。

私は私の“自身”が再び勃起しているの知っていました。
レイもまたそれを知っていたはずです。
なぜなら。
私の“自身”はレイの“自身”に触れていたからです。

レイの“自身”も熱く熟れ濡れたままでした。
私はそれを知っていました。
なぜなら。
レイの“自身”の入り口に私の“自身”が触れていたからです。


そして私たちは。
そのままの状態で最後の夢を見たのです。

“そこ”が決して交わることなくても、ひとつ想いに結ばれて。
ぴったりと身も心もひとつになって。
一夜の夢の最後を見たのです。

それは。
結ばれる夢でした。

確かにそれは。
夢でした。。

・・

そっと私の背に回していたレイの手が、
滑らかに動いて。
私の身体を伝い下半身に伸び、
優しげに“私自身”を包む。

ぎこちなくもありますが、レイの手。
“私自身”は、レイの手が触れただけで、
それだけでイキそうになるほどに、
感じてしまう。

レイの手は“私自身”を確かめるように愛撫し、
“私自身”はもう我慢がならないほどに反り返り、
感涙の雫を洩らしつつびくんびくんと脈打つ。

レイに“入りたい、入りたい”と駄々をこねるように。


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