J (ジェイ)  (恋愛物語)

     Jean-Jacques Azur   
   2006年01月10日(火)    「・・お願い、、くどう、さ、、ん、やめて、」

J (3.秘密の恋愛)

11. 一夜の夢 (22)


「・・!」

さっきは開いてくれたのに!
深いキッスをしたのに!(参照こちら

何故だ!
何故唇を開かない!

レイは押し当てた私の唇を避けるように首を左右に振る。
とても悲しげな表情をしている。
その表情を見て鬼と化した私の心に仏の私が一瞬覗く。

レイ、、ちゃん?
もしかして、君は、望んでないのか・・?
俺とひとつになることを、、望んでないのか?

だが駄目だ!
俺は俺をもう止められない。
一瞬垣間見た私の仏の顔は鬼により一蹴される。

俺はレイを自分のものにしたいんだ!
たとえ一夜限りの夢であっても!

「・・お願い、、くどう、さ、、ん、やめて、」

何を言う!
ここまできたらやるっきゃないだろう!
やっちまえ!


そうするうちに。
私の両足は力ずくでレイの両股の間に入った。
私の“私自身”がレイの“彼女自身”の入り口に近づく。
“私自身”の先端がレイの蜜園に触れる。。

熱い!


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