J (3.秘密の恋愛)
11. 一夜の夢 (19)
・・レイの身体は待っている。 “私”が入るのを待っている。 女としてその準備ができている。
だが。 にも拘らずレイの恥らう心、 もしくは貞操心が私を拒んでいた。
「だめ・・、工藤さん、、触っちゃだめ・・」
レイはきつく両股を閉め私の手を動きをとめようとする。
しかしすでに私の指は蜜園のうちにあり、 蜜に滴る花弁を愛撫している。 徐々にレイはあえぎ声をあげる。
「あっ、あっ、あっ、、」
溢れ出る愛蜜の液が指先を湿らす。
「だめ・・、あっ、あっ、あん、、」
レイの力が抜けてゆく。 私はレイの唇に唇を押し当てる。 先ほどと同じに舌を絡ませる。
舌を飲み込むような、 深いキッス。
脱がされまいと守っていたレイの腕が力なく下がる。 きつく閉めていた両股もゆるりと開く。
私はレイに口付けながら、 左手はレイの蜜園を愛撫しながら、 右手をレイのブラジャーにかける。
(いよいよ。)
長く知りたかった魅惑の疑問(参照こちら)の答えが、 露わになる、のだ。。
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